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京大乳腺HPより (2018.08.14現在)
原発浸潤性乳がんの治療
http://www.brca.jp/about_disease/treatment/treatment_3/index.html
術後内分泌療法
閉経前に対する内分泌療法
【内分泌療法の目的】
⇒エストロゲンのコントロール
主軸は…
卵巣機能抑制と抗エストロゲン剤投与
以前は卵巣機能抑制として 手術・放射線照射による方法が主流
【EBCTCG によるメタ 解析】
卵巣摘出群と卵巣非摘出群では 摘出群で予後の改善
LH-RH アナログ⇒現在では卵巣機能抑制療の主流。
卵巣機能抑制効果は卵巣摘出と同等。投与後4週まで に無月経を招来し その後も投与中は無月経が継続。非侵襲的で可逆的な閉経状態を惹起できる。特に 治療終了後に妊娠が可能になる こともあり 挙児希望の症例では大きな恩恵がある。
卵巣摘出⇒内視鏡的卵巣摘出の普及により 経済的なメリットやその永続性から現在でも一部の症例で適応。
【ZEBRA2802, IBCSG Ⅷトライアル】
LH-RH アナログの2年間投与は(エストロゲン受容体陽性閉経前乳癌リンパ節転移の有無にかかわらず) CMF 療法 6サイクル投与と効果が同等で副作用が少ない。
【ABCSG AC05, GROCTA 02, FASG 06 トライアル】
LH-RH アナログ+タモキシフェン(TAM)併用投与は CMF・FEC療法などの標準化学療法と同等か それ以上の有効性を持つことが示されている。
【INT-0101(ECOG/SWOG), IBCSG Ⅷ, Mam-1 GOCSI トライアル】
標準化学療法施行後の LH-RH アナログ単独投与と LH-RH アナログ+TAM 併用投与について検討している。標準化学療法施行後に、LH-RH アナログを投与することで 再発が有意に抑制されており、TAM 追加により さらなる有効性が得られることが示されている。
【ZIPP トライアル メタ解析】
50歳未満のリンパ節転移陽性・陰性症例 2710 例(ホルモン受容体陽性例は 76%)を扱った大規模な研究
標準化学療法施行後 LH-RH アナログ追加により、再発・生存などの予後が有意に改善。また 対側乳癌抑制率においても LH-RH アナログ投与により良好である結果が得られている。 TAM は閉経後のホルモン受容体陽性例に対して有効だが閉経前でも 10%前後の有効性が示されている。
【EBCTCG メタ解析】
閉経前での有効性が示されている。
【St. Gallen コンセンサス】
TAM 単独あるいは TAM + LH-RH アナログ併用は閉経前ホルモン受容体陽性例に対する標準治療として位置づけられている。
LH-RH アナログの併用をどのような機会に行うかおよび期間については リンパ節転移の有無・化学療法併用の有無などにより意見の分かれるところ。高リスク群あるいは HER2 陽性群では、LH-RH アナログの比較的長期の併用を行うとする意見が多くみられる。
【SOFT, TEXT, PERCHE トライアル】現在進行中
閉経前症例を対象としたアロマターゼ阻害剤の有効性が検討されている。これらの結果によっては、アロマターゼ阻害剤も治療の選択肢の一つとなりうる可能性がある。
◇オマケコーナー◇
京都大学乳腺外科の研究←クリック
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乳がんの治療効果予測のためのバイオマーカーに関する研究
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個別化治療のための治療モニタリングシステムの開発
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新規バイオマーカーを導入した乳がん診療アルゴリズムの構築
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抗腫瘍薬の作用メカニズムに関する研究
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発がんメカニズムに関する研究
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転移メカニズムに関する研究
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乳癌術後再建のための脂肪組織再生に関する研究
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へ~こんな研究してるんや~スゴイな~さすがやな~ていうね。まぁどう すごいか私には よくわからないんだけど(笑)
オマケコーナー以外の上の部分は、ほぼほぼ ガイドラインのパクリ、いや パクリ言うたらあかんな(笑) ガイドラインを上手く わかりやすく 簡潔にまとめてくれているHPを見つけたので、それをアップしてみたって話。
コメもお盆休みやでー(*`▽´*)ウヒョヒョ