その他、病理検査発表時に重複するかもしれないが聞いておきたいと思ったこと。
■組織学的悪性度(がんの顔つき)
術後→グレードⅠ(術前→グレードⅡ)
■浸潤について
g = 乳腺組織への浸潤 (±)
f = 脂肪組織への浸潤 (±)
s = 皮膚への浸潤 (-)
p = 胸壁への浸潤 (-)
ly = リンパへの浸潤 (-)
v = 血管への浸潤 (-)
■リンパ節転移
センチネルリンパ節 0/3 永久標本で確認
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病理検査発表の時点で非浸潤の勉強をほとんどしてなかったので、それについての質問は全く用意していなかった。
【かろうじてその場でできた質問】
私「術前からわかっていた浸潤(しこり)と周りに広がってた非浸潤はサブタイプは違うとかは?違っててこっちのはホルモン療法効かないとかないですか?(複数初発でサブタイプが違うパターンがあるとか聞いてたので)」
アン先生「それはない。これは浸潤から派生したものだから」
アン先生的には、特にこの結果が想定外の出来事とは思ってないような感じ。いま読み返してみると、術前の針生検の病理結果でも『小葉癌の可能性あり』→染色追加→『浸潤性乳管癌』へ診断変更されていた。
つまり手術の前に非浸潤をあらかじめ想定して 大きめのマージンをとったのかも?
今回の術後病理検査でも非浸潤のところについては、いったん『小葉癌の可能性あり』→染色追加→陽性→『浸潤性乳管癌の像で、周囲の乳管に広く進展しているものとおもわれる』と病理医は判断しているようだ。ここの病院では常に 2名の病理医で判断している。針生検の結果も入れたら 4人の病理医に判断してもらっているような感じ。
けれどアン先生は小葉癌の可能性も捨てきってない感じ。どうしてそう思うのかすごくすごく聞きたいところなんだけど、私が医大生ならもちろん聞けるけど、そーいう病理のことにまで患者が質問するのもなんだかな~という思いが強い。
前の電話の時には再手術の可能性は常にないとはいえない、とかなんとか言ってたけども。それは 今回のギリギリ断端を知った上でのセリフだったんだか、長い目でみての再発の場合の手術のことなんだか…よくわからん
家に帰ってから調べつつ考えると 非浸潤の情報に振り回され気分上がったり下がったり…
■ググリながら勝手に自問自答コーナー■
Q
術前の浸潤性乳管癌だけだったのが 術後にDICS(非浸潤乳管癌)またはLICS(非浸潤小葉癌)というのが上乗せされた病理結果なのに、ステージⅠのままでいいのか?
A
非浸潤の場合は、どんなに広がってても、ステージ0だからそれはカウントしない。したがってステージは上がらない。
何だか得したんだか損したんだかビミョー~
Q
非浸潤の人はほとんど全摘してるようだけど、再手術で全摘とかしなくていいのか?
A
ぐぐったらこんなのがでてきた!まとめるの面倒なので いちばん下にに貼り付けておく。
病理検査の結果で患者がここまで神経質になる必要なはい、と思う人もいるかもしれない、私の場合早期の部類だし、ホルモン療法もできるわけだしリンパ節転移なかったわけだし。
でも…
命は1個しかないし~
あとで後悔したくないし~
ついつい調べてしまうわ~
しっかし暑い、私の小学校のころは夏休み中に30℃超えるのは、3日か4日だった。宿題で気温つけてからしっかり覚えてる!それに比べてこの地球の温暖化、どうかしてるぜこの気温、
ヒーハー!!(ブラマヨ小杉)
---- memo ----
BCネットワーク 2008
非浸潤性乳管がんを考える
http://bcnetwork.org/pg299.html
【DCIS(非浸潤性乳管癌)の治療】
最近のDICS(マンマグラフィーによって見つかったものでしこりが大きくなってからではない)の治療のデータはそれほどありません。1980年以前はDCISは浸潤性の乳がんと同様の乳房全摘の手術をしていた。この状況はアメリカでの大規模な腫瘍内科の研究が1983年に発表されてから変わり始めた。その発表は小さな浸潤性の腫瘍を部分切除した後放射線治療をした場合と乳房全摘した場合の生存率はほぼ変わらないというもの。医師たちは同様の治療方法がDCISにも適応するであろうと推測した。
【DCIS(非浸潤性乳管癌)治療の選択】
今日、マンマグラフィーとバイオプシーの結果によって乳房全摘か部分切除か決められる。DCISは、緊急を要しないので以下のことを2~3週間かけて考えて選択をすることが出来る。部分切除はDCISが1箇所にだけあり腫瘍のまわりに数ミリのマージン(正常な細胞の部分)をつけて取り除くことが可能か。放射線治療は部分切除をした全ての女性に勧められる。そうすることで術後の再発のリスクを30~15%下げることができます。アメリカでの標準的な放射線治療は 病院か放射線専門センターで 5日間連続を5~8週間 乳房全体に放射線を照射する。最新の治療方法も出てきています。(後出のDCISのこれからでの治療方向治療を参照) タモキシフェン(ノルバデックス)を経口で服用することによってさらに再発のリスクを下げることができる。1999年のNSABPの無作為で選ばれたグループの研究では DCISの患者で手術と放射線治療のあとタモキシフェンを服用したグループは手術と放射線治療のあとプラシーボ(偽薬)を服用したグループと比べると再発の確率は半分となった。乳房全摘の場合 再発無しの10年生存率は98%です。乳房全摘は 乳房に1箇所以上のDCISがある場合または 局部と健康な細胞のマージンを採ると乳房の形がかなり崩れる場合に行われます。(乳房全摘はDCISを再発した人や同じ部分に浸潤性がんが発症した人にも勧められる。放射線治療を受けないためや 再発の可能性を最低限に抑えるために乳房全摘を選択する女性もいる。DCISの再発のリスクは低いのでリンパ節の生検はしない。手術後の化学治療も 必要ない。
【別の前浸潤性の病気)非浸潤性小葉がん】
Lobular carcinoma in situ (LCIS)
非浸潤性小葉がんは病名にかかわらず厳密に言えば乳がんではない。そして 乳がんに発展するとは限らない。しかし乳がんのリスク要因ではある。いくつかの小規模(被験者200名以下)の研究で LCISは浸潤性がんに発展しないがLCISのある女性が浸潤性乳管がんになる率は一般女性の4倍、浸潤性小葉がんになる率は18倍と示唆している。LCISは、乳房内の母乳を作る小葉での異常な細胞の増殖です。LCISは1980年代から50歳以上の女性を中心に増加した。2000年以降は、50~69歳に限り増加がみられました。それは、定期的にマンモグラフィーを受けることによって見つけられたと思われる。
LCIS(非浸潤性小葉がん)には触診でわかるしこりや レントゲンに写る微小石灰化はない。良性のがんや浸潤性がんの生検のときに偶然に見つかっている。良性がんの生検の0.5%~3.8%の割でLCISがあると推測されるが どのくらいというはっきりした数値はまだわからない。LCIS(非浸潤性小葉がん)は 乳房の小葉内に複数箇所で発生するので部分切除は適応治療方法ではない。その代わり次の方法を用いる。経過観察。LCISはがんのリスク要因なので定期的触診と年に一度のマンマグラフィーは必須です。これは、さらなるLCISを見つけるのを目的としてではなく、がん化してる場合の早期発見を目的としている。MRIは、乳がんのハイリスクの女性に勧められていますが、LCISのある女性にも有効な検査方法といわれ始めている。予防方法。臨床では、タモキシフェンを勧める。治験では、タモキシフェンの服用でLCISのある女性の乳がん罹患を56%下げるという結果がでているからです。タモキシフェンに類似した薬品は、ラロキシフェン(エビスタ)がある。予防的に両方の乳房の全摘は通常勧められないが、LCISがあり 且つ BRCAという遺伝子に変異が認められる(浸潤性がんのリスクを持つ)人は 予防的に両乳房の全摘を考えたほうが良いこともある。