Don’t want anything but you -76ページ目

Don’t want anything but you

got7の2jae中心の小説サイトです
最近はマクギョムにも手を出し始めました←
注意点などは「初めに」に書いてありますので
そちらに目を通していただければ幸いです



朝起きるとやっぱり当たり前だけど
隣にはお前がいて、
どうしようもなく触れたい気持ちにに襲われて
ただ、その髪を撫でるだけ
ただ、その肌に触れるだけ
普通だったら「ただ」で済ませることができるはずのことなのに

俺にはその「ただ」で済ませることができない

隣でこんなに理性と戦って苦しんでいるのに
お前はスヤスヤと寝ているだけ
時々意味もなくフフフ、なんて言って笑いだす

あぁ、もう無理だ

勢いよく布団から出ると俺はリビングへ向かった
リビングへのドアを開けると、そこにはジニョンがいた

「ジェボムヒョン、おはようございます」

ジニョンは笑顔で俺に言った

「あぁ、起きてたの?」

「はい ヒョンがこんな時間に起きるなんて、めずらしいですね」

その笑顔を崩さないままジニョンはインスタントのコーヒーを作り始めた

今まではこの時間に起きてもずっとアイツの寝顔を見てたから、それでリビングに行くのが遅かっただけなんだけどな…
今日はさすがに耐えれなかった

「また……他のこと考えてるでしょ?」

ジニョンはコーヒーを一口飲んで、続けた

「最近のジェボムヒョン、なんかおかしいですよ
僕と喋ってても 心ここにあらず、って感じで他のことばっかり考えてる」

何を考えているのか分からないような瞳でずっと一点を見続けているジニョン

「そう…か?」

俺、そこまでアイツの事 考えてるかな?

「少しぐらい、僕にかまってくれたっていいじゃないですか。僕の方がずっと長い間、ヒョンと一緒だったのに 最近はずっと……」

そこまで言うと、ハッとしたように目を見開き

「…何でもないです」

そう言って視線を落とす

「何?そこまで言われたら気になるし、言ってよ」

そう言って 俺はソファーに座ってテレビをつけた
テレビをつけたのは少しこの雰囲気に耐えれなくなってきたから
早朝だからか情報番組しかやっていない

「……ずっとヨンジェの事ばっかで僕にかまってくれない」

冗談で言っているようには聞こえなかった
自分から聞いたものの、何と返せばいいか分からなくなる
俺がヨンジェのことを意識してるっていうのがばれたら……

「ごめん、最近確かにヨンジェばっかだったよな……ジニョン、寂しかったんだろ? ごめんな……これからはちゃんとかまってやるから」

そう言って少しおどけて言った
そうでもしないと全部がバレそうだったから
そして少し笑ってジニョンの頭をポン、と撫でた

「やめてくださいよ、そういうの」

ジニョンは俯いて言った
単調な声でニュースを読み上げているアナウンサー
ブチっとテレビを消すとジニョンは俺の目の前に

「知ってるんです」

ジニョンは意味深に呟く

「……ヒョン、ヨンジェが好きなんでしょう?」

「何言ってるんだ?早朝過ぎて何かネジが外れてるんじゃない?ただのメンバー同士のスキンシップなのに……」

苦し紛れに言い訳をする
ただ、ジニョンには何を言っても見透かされている気がした

「そんな苦し紛れの言い訳なんて、いりません」

「言い訳じゃないよ」

このままじゃ完全に埒が明かない

「はよ…」

そこに現れたマークヒョン
タイミングが良いのか悪いのか…

「おはようございます、マークヒョン」

2人声をそろえて言った

「ジェボムが起きてるなんて、めずらしいね」

フワァ…とあくびをしながら目をこすったマークヒョン
まだ完全に目が覚めていないのか少しよろけている

「ヒョン、まだ目が覚めてないみたいですね」

ジニョンは今さっきとは打って変わっていつもの笑顔を見せた
それからジニョンが俺に言及してくることは無かった