世界選手権を終えて | DRIVEN TO PERFECTION

DRIVEN TO PERFECTION

久しぶりに書いてみます

総括的なものを書いてなかったので、帰国してなんとか社会復帰し落ち着いた今思うことを書いてみようと思います。

 

 

「24位という個人順位について。」

 

これは出発前の壮行会でも同様なことを言った記憶があるのですが、空中にいる時間よりもライブハウスにいる時間のほうが長い最近の私にとっては「優勝します」とか「何位以内に入ります」などと言える大きな口は持っていないため、3本タコって24位というのは上出来のような気もします。ゴールできたタスクでは800点以上大体取れていたので、更に上位にいくためには900点台に乗せるそのほんの僅かにも思えるとても大きな差を詰めていくための努力、なにより海外を除けばおそらく年間30時間にも満たない飛行時間を増やしていく事が絶対に必要なのかなと思います。道具面では今回は前回ブラジルのときと違い、新しい機体と新しいハーネスを用意できたのでパフォーマンス面での不安はほぼなく、余計な言い訳を考える必要もないので良かったです、現地で一日でチューニングできたのはただのラッキーでしたが(笑)

まああとはヨーロッパ人のようにあまりお金をかけずに国際大会にたくさん参加できたら最高なんですけどね。

 

加えて、周囲と協力して飛ぶ姿勢にも欠けているような気もします。自分の場合、ゴールできずに大きくタコるときは大抵突っ走って単独になっているケースがほとんどなので。人と違うコース取りでもゴールできるようになる事も目標の一つなのですが、それを実現するための経験値というか実力が足りないから降りてしまうわけで、足りない力(知恵)は他のパイロットから借りてでもゴールしないと点になりませんからね。

 

 

「チーム5位という結果について。」

 

今回はエリアや運営の安全性に関する方針に賛同しない有力パイロットが何名か参加していないという状況だったため、チームで上位を狙うには良い環境だったと思います。個人的順位には特に目標はなかったのですが、チームは頑張れば3位以上が狙えるのではないかと競技初日を終えた段階で感じていました(出発前にはとくに言及することはありませんでした)。競技を終えてみて、現実に3位のドイツまで1000点ちょっとの差ということで、ユージ以外のメンバー(自分も特にですが)が毎タスクもう少し頑張れたら絵空事ではなかったのかな~というのが率直なところです。ベテラン揃いの他国に比べ、日本の平均年齢はダントツに若かったような気がしますので、どうか今後にも期待していただければと思います。

 

感じたことは随時もう少しブログに書き出したいと思っています。

日本チームを応援していただき、ありがとうございました。