（講演の詳細は後ほどnoteにて）
以下、講演後の質疑応答。
Q:ウクライナ戦争の終わり方、憲法改悪論者はどう考えるのでしょうか？
A:外国での戦争で国民が不安に思っているので、格好のスローガンとして使うと良いと考える。
Q:憲法9条は（押し付けではなく）幣原喜重郎の発案では？
A:記録にはありません。
Q:ポリガミー（polygamy：複婚）に対するお考えは？
A:複数関係に不利益が無ければ本人らの自由。
Q:本日の講演で別氏・同氏に関わらずメリットは無い（「家制度」自体が否定されたのだから）とのことに惜別感を持つのですが・・・（娘がもうすぐ嫁ぐという方より）
A:希望が叶う人が沢山いるのが良い社会です。
Q:日本のジェンダーギャップ指数を上げるには？
A:裁判所も圧倒的に男性社会。私は最高裁の裁判官というのは、過去の偉大な業績に基づいて国民の審判を受けるのだと思っていたのですが、この程度（第二次夫婦別姓訴訟）の判決文で良いのなら裁判官は男女同数にすべき。今後国民審査の際は、男性には×を付けましょう
Q:他国の憲法の男女平等に関する条文は？
A:日本国憲法の方が条文が豊富。
Q:天皇家には「家制度」が残っている。女性皇族の権利は？
A:あってしかるべき。しかし特に女性天皇に反対する人たちの尊王精神の欠如は嘆かわしく、女性皇族は今後大変かわいそうな目に合うでしょう。
Q:自衛隊は違憲では？
A:ノーコメント（講演の中で合憲と説明している。ただし海外派兵は憲法73条違反）
Q:武器供与ではなく、戦後復興に協力を求めるゼレンスキー発言をどう思うか？
A:憲法は外交宣言でもあるので、武器供与は出来ない。