とあるがんサバイバーの方の投稿を拝見し、同じような境遇であることに刺激を受けて背中を押される形で記事を公開にて投稿させて下さい。

我が家の一人息子はまもなく34歳になろうとしています。
長らく広汎性発達障害(PDD)との診断を受け(今では自閉スペクトラム症という表現が使われているようですネ)企業への就職もままならず今に至ります。
しかしながら「ひきこもり」のような状況ではなく時には気の合う友達とボードゲームをやったりキャンプに行ったり、あるいは市の障害支援センターに行って相談員の人と喋ったり(相談ではなく他愛もない雑談だそうです)して複数の人との接触が続いています。

中学校の頃からコンピューターミュージックに興味を持ち、深く知りたいという欲求が高まって情報系の大学へ行っていましたが、大学卒業後も就職は叶わず複数のアルバイトをしてきました。
大学生時代はコンピューターミュージック同好会なるものを新たに立ち上げ、同じ趣味を持つ多くの友達を持つことができたこと、そして今でも付き合いが続いていることが財産だと感じ、そのことが本人にとっても生きる上でのモチベーションの向上に一役かっているように感じています。

友達は永遠の財産だと言う話はよく聞きますが、今にして思えば実感できます。