おはようございます(*^^*)
この記事の続きです(*^^*)
先月、岡山に弾丸旅行をしたときに、(まだ記事にしてないんですよねw)
実は、岡山にはたくさんの鍾乳洞があることを知りました(*^^*)
岡山はね。旦那様が新入社員の頃に住んでいたことがあって
旦那様はアクティブな人だから、色々観光してるんですが、その時に行ったことがあるという
『井倉洞』という鍾乳洞に前回行ったんです(*^^*)
去年行った龍源寺間歩でもそうだったけど、自然が作り上げる造形美に大感動。
これは、他の鍾乳洞も回ってみたい( *´艸`)
という思いもあって、色々調べてみると井倉洞の近くにもう一つ鍾乳洞がありました。
前回は時間が無くて行けなかったので、今回行ってみることに♪
名前は満奇洞(まきどう)
この名前は、歌人である与謝野鉄幹・与謝野晶子夫婦がこの鍾乳洞に訪れた時に
「奇に満ちた洞(満奇の洞)」と詠んだことが由来だそうです。
そして、この鍾乳洞があの有名な推理小説
横溝正史文学随一の金田一耕助に出てくるのです(*^^*)
そう。ここはあの八つ墓村のロケ地。
というより、八つ墓村に出てくる、平家の落ち武者が財宝を隠した鍾乳洞のモデルになった場所です(*^^*)
実際入り口には、
こんな看板があるほど。
金田一ファンとしては、気になる場所です( *´艸`)
中はこんな感じ♪
各所でライトアップされていて、コスプレイヤーさん達が
映え写真を撮るために訪れる聖地だとか( ̄▽ ̄)w
一応、通路は舗装されてます(*‘ω‘ *)
ただ、道幅は狭いwそして、所々天井が急激に低くなるw
進んでいくと、こんな綺麗な棚田が広がってます( *´艸`)
何億年とかけて削られた優美。
一気に低くなる天井。
身長の低いうちでも、屈まないと通れない(;^ω^)w
奥の方でライトアップされてるのが、また幻想的♪
ここで二俣に分れます。
もう、声も出ないですよね(+o+)
鬼の居間という空間。
満奇洞は、与謝野晶子も歌にしてるけど、中の情景は
地獄というものがあったらこんな感じなんじゃないか・・・
と思わせる雰囲気が。。。
(与謝野晶子は冥府を思わせるって表現をされてます)
ひだ天井この狭いところを抜けて、さらに進むと
恋人の聖地と呼び声高い、幻想的な空間があります(*^^*)
ただ、うちはそんなことに興味はないw
だから、全体を撮らずに、聖地の一番端で撮った写真(笑)
これは左を向いて。
これが右側w
実は、この場所、稲垣吾郎主演の八つ墓村で「鬼火の淵」として登場します。
小梅さんの遺体が浮いていた場所です。
こんな情景も幻想的ですね( *´艸`)
帰りのルート行きに通った場所を。
最後は、唐獅子がお出迎え。
でも、これうちには大黒様にしか見えません(笑)
まだまだ、沢山写真は撮ったんだけど、今回はこんな感じでw
満奇洞は順路を示してくれてはいるし、通路も舗装されているんだけど、
恋人の聖地への通路は舗装されてないし、その先に進んでいいのか
皆さん、悩んでました(+_+)
キチンと整備された通路以外の場所も奥の方に目をやると
こんな感じで、まだまだ洞内は広く、ほんとに迷路のような構造。
これは一度迷い込んだら出てこれない。。。。自然の巨大迷宮( *´艸`)
冒険のようで楽しかったです( *´艸`)
金田一耕助シリーズは色々と見ているんですが、実際自分が通っても
どのシーンにどの場所が出てきたかまでは、まったくもって分からない(笑)
帰ってきてから、稲垣吾郎の八つ墓村をもう一度見直して、鬼火の淵を見つけたぐらいです(笑)
横溝正史は、戦時中疎開先として岡山に来ていました。
なので、金田一耕助の話は東京周辺の事件と、岡山など地方を舞台にした事件が数多くあります。
ご自身が住んだことのある土地をモデルにしてることが多いそうです。
文学のモデルとなった実際の場所を訪れ、物語に思いを馳せるのも
また一つの醍醐味だなと思った旅行でした(*^^*)