『泉川小学校人権同和教育講演会』ありがとうございました! | GOsponatiON!

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愛媛県東予地区で活動するゴスペルクワイア。"ONE VOICE,ONE HEART."

おはようございます!
昨日は、新居浜市立泉川小学校にて、
「感謝の心を忘れずに
 ~被災地支援活動を通して伝えたい想い~」と題した、
人権・同和教育講演会を行わせていただきました。
四年生、五年生、六年生の児童、約260名と、
教職員、保護者、約70名の皆様にご参加いただき、
約40分間、GOsponatiON!が大切にしている被災地への想い、
そして、子供たちに知ってほしいこと、
一生懸命お話しさせていただきました。
最後には「Oh happy day」を手拍子などで参加して頂きながら、
共に歌わせて頂きました。



寒い体育館の中、長時間、真剣に聞いてくれた子供たち。
退屈だったかなあ?難しかったかなあ?
ちゃんと伝えられたのだろうか?と心配していたけれど、
昨夜届いた感想文には、本当に驚かされました。


9歳、10歳、11歳、12歳の心の中には、
しっかりと慈愛の心が育っています。


近い過去に、大切な人を亡くした子供の言葉。


「大事な人をなくす気持ちは、とてもわかります。
講演中も、大事な人を亡くす気持ちのことを言っていたとき、
ちょっと涙が出ました。
なので、これからは、人を大事にしていきたいし、
ぼくみたいに大事な人をなくす気持ちを、
みんなにも分からないままでいてほしいです。
(↑多分、みんなには体験してほしくないという意味だと思います)
人はだれでも、じんせいにいちどぐらい
すごく悲しい気持ちはするのだと思います。
でも、それが来るのが早いかおそいかだけだと思うので、
これからそのようなこうかいだけはしたくないと思いました。」



講演の最後に、

「わたしは幸せであることに気づかずに、
ずっと自分が不幸だと思い続けていたから、
人にも優しくできないまま、大人になりました。
こんなにも幸せだったのに、気づかないで、
自分で不幸だと思い込んで長年過ごしました。
とってももったいなかった。
早く気づいていたら、
もっと大事な人にありがとうと言えて、優しくなれたのに。
だから、みんなには、
そんなもったいない時間を過ごしてほしくない。
まずは自分が幸せだということに気づいて、
それをもたらしてくれる人に「ありがとう」という
言葉のプレゼントをしてあげてね」


と伝えました。


これは、わたしの罪滅ぼし。
生前、優しくしてあげられなかった家族への懺悔と後悔。


もしかしたら、この子は、わたしと同じように、
もっとありがとうといいたかった、と思っていたから、
「こうかい」という言葉をつかったのかな。


もしこの子に直接話せたなら、
こう言いたいな。

「そのひとに出来なかった分、だれかにしてあげてね。
そのひとは、きっと、お空の上で、それを望んでいる。
その思いを大切にして、人に優しくできる人になれば、
その思いと共に、君の中で、その人は生き続けるんだよ」
と。


わたしもそう思って、歌っています、と。


お話を頂いてから昨日まで、
正直、伝える内容に悩みに悩んだ数週間でしたが、
わたしは、わたしの言葉で、
わたしにしか伝えられないものを話すべきだと思い、
お話をさせていただきました。


わたしの話を、そうだな、と思ってくれたらうれしいし、
そうは思わないよ!と反論を生み出してくれても、うれしい。
どちらにせよ、普段自分が目にしないものを見て、
考えたことのないジャンルの話を聞いて、
それが何らかの刺激になったり、興味へとつながってくれたら、
とてもうれしいです。


こんな素敵な機会を与えてくださった泉川小学校の教職員の皆様、
保護者の皆様、
そして、生徒のみんな、
本当に、本当に、ありがとうございました。


GOsponatiON!ディレクター
YUCA(小西由香)




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