8月15日ということで、一つ。終戦記念日という曖昧な表現が日本人の歴史観を駄目にしているというか、日本人の歴史観といか歴史意識そのものが駄目なのでしょう。
明らかな事実として、敗戦日(敗戦受諾日)ないし戦闘行為停止命令日であって終戦ではないのは明らか。ソ連侵攻により、1945年8月15日以降も満州や樺太・千島列島(北方領土)で戦闘が続いていた。もちろん1945年8月16日以降、特攻隊などの組織的(特攻が軍事行動かは別として)な攻撃は行われず、攻撃行為に対する防衛行為のみとなったため、1945年8月15日が意味のない日ではありませんが、ではどれだけの意味があるのか。それほど強く回顧するほどのこともないかと。

もちろんいい機会ではあるので、戦争について考えるいい日ではあるとは思いますが。

まあ日本でまともな戦闘が行われていないのが原因で、戦争をきちんと歴史で学ぶことがないのも知れませんが

と先日観た舞台が特攻隊の話であったので、ふと思いついたものです