こんにちは。

Yunです。


皆さんは「ちゃんとしなさい!」と言われたり、言ったりすることってありますか?

恐らくほとんどの人があるのではないでしょうか?

子どもの頃から親に散々言われたり、親になったら子どもにしょっちゅう言ってたり。



そもそもこの



「ちゃんと」ってどういう意味?



って思いません?



普段散々耳にしてきましたが考えた事もありませんでした。

ネットで調べてみると


1, 少しも乱れがなく、よく整っているさま。

2,確実で間違いのないさま。

3,結果が十分であるさま。


と、どのネット辞書でもこういった意味でした。


少しも乱れがなく?

確実で、間違いがない?

結果が十分?



・・・



そんな完璧にできるかい!?



と、僕は思いました。



そんな僕も、子どもの頃から親に



「ちゃんとしなさい!!」



とずっと言われてきました。


そして、40を過ぎた今も・・・



それって誰基準で?何基準で言ってるんだろ?

ってふと思いました。

それって、親の基準、価値観での「ちゃんと」を押し付けてるんじゃないかなって。

自分も子を持つ親になってそう感じました。


子どもの頃からずっと言われ続けてきた僕は、結果的に



「ちゃんとできない人」



が完成してました(笑)



「ちゃんとしなさい」=「ちゃんとできていない」

親は「この子はちゃんとしていない、ちゃんとできていない」と思っているから言い続けるわけですよね?

そう言われることで、子どもはその親の思いを受け取ってしまうんです。



でも、子どもにはついつい言いたくなるますよね・・・、行っちゃいますよね(汗)



「ちゃんとしなさい」と言われ続けた子どもは以下のような影響が出ると言われています。


・親や周囲からの厳しい指摘や要求により、完璧主義など自己に対する基準が厳しくなる
・いつも何かしら不足感を持ち、不完全であると感じ自分を受け入れられず自己肯定感が低くなる
・周りの期待や評価を気にし、自分の本当の気持ちやニーズを抑えがちになる
・「ちゃんとしなさい」と求められるプレッシャーで、ストレスや不安が増すことがある
・人とのコミュニケーションが難しくなる信頼関係や対人関係に影響が出る


子どもは

「自分はちゃんとしていないんだ」
「自分はダメなんだ」

という気持ちを持ってしまいます。


「ちゃんと〇〇しなさい!」と言いたくなった時は、以下のポイントに注意して言い換えてみてください

①「ちゃんと」という曖昧な表現ではなく具体的にやることを示す

×「ちゃんと片付けなさい!!」
⚪︎「絵本本棚にしまって、おもちゃは箱にしまおうね」

②「否定的」な言葉ではなく「肯定的」な言葉で伝える

×「遊びながら食べないの!!」
⚪︎「おへそをテーブルに向けて座って食べようね」


少し言い換えるだけで、子どもも否定的な感情を受け取ることなく、親の伝えたいことも伝わります。

大人になってからも影響が残っている人も少なくないと思います。
そんな人はまずは


自分を認めてあげてください。


周りに受け入れて認めてもらう前に、まずは自分が自分を「これでいいんだよ」と肯定し、認めて受け入れてください。
様々な状況の中、様々な思いでこれまで頑張って生きてきた自分に「ありがとう」と褒めてあげてください。
そして、「今、生きている」こと、その自分に価値があると受け取ってください。


すぐに心から受け入れたり、認めたりできないかもしれません。
最初は、そう思えなくても言葉にしたり、書き出すことから始めてみてください。

「自分は自分のままでいいんだよ」
「頑張ってくれてありがとう」
「今生きてる自分最高!!」

と、心のもう1人の自分に語りかけるように。


あなたはあなたのままでいいんです。
頑張ってるあなたにありがとう。
今、生きているあなた最高です!!

Yun