こんにちは。

ゴスペルデリバラーのYunです。

 

 僕は料理をするのがもの凄く好きで、家での食事は全て僕が作っています。


というのも、妻は結婚当初は頑張って作ってくれていたのですが、そのうち妻自身も料理が苦手だ、苦痛だということを自覚し始めました。


それが発達障害の特性からくるものだとわかったのは数年後のことでした。


妻は料理をすると、


・使ったもの、洗い物が散乱する

・イメージ通りのものができない

・パニックになる

・飽きっぽい特性からか最後まで作りきれない


という状況なります。


頑張ってチャレンジしてくれる事もあるのですが、途中でしんどくなり、味付けもわからなくなったりで、僕が代わる事も多々ありました。


鍋を火にかけたまま他の事に没頭して、しかもその場を離れ、鍋の中が全て蒸発してしまい、焦げつかせたことも多々ありました。


ただ、自分が手順を把握していたり、シンプルなものは作れます。

カレーと玉子焼き、チャーハンは妻の方が美味しく作ります。


料理は様々な手順があったり、調理器具を使ったり、言ってみればマルチタスクです。

発達障害(特にASD)を持つ人にとって苦手なマルチタスクです。


我が家は僕が料理好きと言う事もあって代わることもできるのですが、作らなきゃいけないと言う方もいらっしゃると思います。


そんな時は


1. 複雑な手順や材料を沢山使うレシピよりも、シンプルでわかりやすいレシピにする。


2. 料理中に時間管理が難しい場合は、タイマーやアラームを活用する。


3. 調理中に必要な材料や道具を事前に用意し、作業スペースを整理整頓しておく。


4. 刃物や火などを使う時は注意する。今は包丁の代わりにキッチンバサミを使ったり、電子レンジや炊飯器を使うレシピもあるので、そういったものを活用するのも良いと思います。


5. 時間に余裕を持ち自分のペースで行う


などのポイントをおさえ、家族にも理解してもらい、自分に合った方法を見つけるのが良いでしょう


妻も自分の特性を理解し、どうしたらいいかを考え、今では自分にできる範囲で台所に立っています。


どうしても難しい場合はお惣菜や宅配弁当に頼っても良いと思います。


食べる事って生活していく中でどうしても必要な事ですよね。

自分に合ったやり方で作ることも食べることも楽しんでもらえたらと思います。


Yun