【報告】GQ第1回セブ島ボランティアツアー! | 【東京】ゴスペルスクエア(渋谷)のブログ★GQファミリーの日々~NGOゴスペル広場~

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GQセブ島ツアーが遂に実現しました~~ゲラゲラ

2016年6月25~28日 3泊4日

支援している、セブ島タンケ地区の子どもたちドキドキ

 

2月に視察に訪れてから4ヶ月。

今回のツアーは、ホテル+フライトの期間限定の激安パッケージツアー(!)を

メンバー芽生さんが見つけてくださった事から実現爆  笑

急な募集だったのでGQ内のみでの募集になってしまいましたが、

今回教訓も沢山得たので、

今回を生かして次回GQファミリー全体で開催できるといいなラブラブ

 

芽生さんとよこちゃんが実行委員として引っ張ってくれました。

よこちゃん作のこんな素敵なしおりも~~ラブラブ

 

しおりにもありますが、今回のツアーは

 セブ島の光と影を体験するツアー

として開催しようということになりました。

 

観光地として知られるセブ島。

日本のODAも入って、大規模な埋め立て&開発工事が行われています。

(空港のあるマクタン島とセブ島をつなぐ橋にも日本の国旗がありました!)

 

便利になったり、観光業としての収入がUPしたりするプラス面の裏側で、

開発工事による立ち退きで住む場所を失い、スラム化する集落。

埋め立てによって、以前は浅瀬の海で貝や魚を取って生計を立てていたのが

漁業を続けられなくなってしまい、貧困化する地元住民

 

そんな負の影響を受けている人たちを少しでも支援するべく

私たちGQファミリーでは

「奨学金提供」

「シェルアクセサリーのフェアトレード」

というふたつのプロジェクトを行っています。

 

(昨日スタジオで販売を始めた商品ひらめき電球

Jenna&Jamの悠梨、歌naccoがデザインした新作もお披露目爆  笑

   


その現場を見てくることが第1の目的。

でもそれだけではなく、

リゾート地」としてのセブ島の魅力も体験しよう、

セブ島の両面をしっかり見てこよう、というのが今回のツアーでした虹

 

成田から、いざ出発アップ

参加メンバーは(左から)

ミキさん、よこちゃん、iguさん、芽生さん、グレイスさん、DECOさん

(このほか直前までご参加予定で急遽参加不可となってしまった方が2名えーん

 

現在、動画でのレポートも準備中ですが、まずは写真集をお楽しみくださいカメラ

 

夜中に到着ビックリマーク 

出迎えのツアー業者たちの持つ看板を見ると、

韓国からの観光客が非常に多い(7~8割)ようでした。

 

そして翌日、始動です。

まずはセブの街並み。

人をぎゅうぎゅうに乗せた、自転車タクシーやワゴンのタクシーが行き交います。

お金を乞うストリートチルドレンにも出くわしました。

赤ん坊を抱えた、小学生くらいの女の子でした。

お金を上げるべきかどうか、という私の問いに、

 

「ストリートチルドレンにはお金はあげない、が原則。

 あげたお金が、子どもと犯罪組織やドラッグディーラーとの

 つながりを作ってしまうことも。

 さらに、ストリートでお金がもらえるとなったら、

 孤児院の子どもたちまでもが

 ストリートのほうが自由でいいと、孤児院から逃げようとしてしまう。」

 

という解説でした。納得・・・。

 

こういった現地の情報を詳しく説明してくださったのは、

セブ島に住む丸野透さん。

今回訪れるタンケ地区での

奨学金とシェルアクセサリーのプロジェクトの仕掛け人です。

 

きれいで大きな道路に入ると、

「ここは全部海だったんです。

 この海で生計を立てていた人たちがたくさんいて、

 何の保証もなく立ち退きを命じられ、

 住む場所を失くしてスラムを形成している人たちがいます。」 

との説明が。

上の写真のちょうど対岸に見えているのがスラム

 

スラムは基本的に「住んではいけない場所、住めない場所に住む」ということ。

つまり危険

一番怖いのが火事で、

消防車の入れない場所に木造の小屋がひしめいているので

一回の火事で200件くらいが燃えてしまう。

そういうことがセブでは年に何度か起きるのだそうです・・・。

 

ひとつめの目的地に到着。

スモーキーマウンテン(ゴミ山)

日本人には、やはり衝撃的な光景・・・。

まったく分別されていないゴミが、ただただ積まれていきます。

流れる雨水はコーヒー色。

この規模です。。

ここのスモーキーマウンテンは既にこれ以上詰めなくなり

新しいゴミは来ないそうなので、臭いはあまりありませんでした。

焼却施設は、かなり高温でないと有害物質を発してしまう。

技術的にも予算的にも、難しいのだとか。

 

さらにフィリピンでは、このスモーキーマウンテンで

換金できるものを探すことで生計を立てている人たちが

この周辺に集落を作って暮らしているそうです。

そのことが更に状況を複雑にしていますね。。

 

頂上から向こう岸を見ると、

(世界に4番目に大きな)巨大なショッピングモールと、高級住宅街

いろいろと考えさせられる光景です・・・。

 

そして夜のカレー炊き出しのための買い物。

地元のマーケットへビックリマーク

冷蔵設備はない様子。

鶏肉10キロをここでゲット。その場で一羽ずつをスパーンと細かくカット。。

1キロ約350円 (=100g 約35円)。

 

そしてお昼ご飯の屋台へ移動。

 

地元のタクシーを体験ビックリマーク

ひときわ豪華なタクシーにあたった、

ミキさん(上左)、芽生さん(上右)、グレイスさん(下左)。

BGMの爆音が流れています(笑)

たーーっぷりいただいて、100円弱。これがここの庶民の物価です。

 

さて、ここからはーーーー

集落の子どもたちとの交流写真ですラブラブ

 

なんたって元気で人懐こい子どもたちびっくり

炎天下の中、村についた時点でかなり体力を消耗していた私たちでしたが、

私たちの乗るバンが開いたとたんにわ~~~っと笑顔で集まってきてくれて、

私たちもテンションアップ

「君たちみんなに会いに来たんだよ~~」

という、私たちとしてはまさにそんな感じでしたラブ

 

せっせっせーの・・・ですグッド!

今回特別参加のJenna夫&息子もすっかり溶け込んで遊んでますー。

白人は珍しいらしく、興味津々で足の金髪の産毛を触ったりしてました(笑)

大好評の折り紙タイム~~~アップ

カメラを向けると喜んでポーズをとる子どもたち。

撮っては見せ、撮っては見せ。それだけで楽しく交流できますドキドキ

前回の訪問を覚えてくれていて、みんな「ナナ~~」と寄ってきてくれましたラブ

iguさんと男の子たち。紙飛行機を一斉に飛ばしてダッシュで走るビックリマーク

海辺の方から見た家はこんなかんじ。

木の裏に、小屋のようなおうちがあります。

料理をしたりするのは全て外でした。

そして目の前の海はこんなかんじ。

とても日本では見ないような・・・フィリピンの現実。。

 

GQの皆さんからいただいたお菓子は、宝の山となりました。

このときの子どもたちの嬉しそうな表情といったら・・・爆  笑

その場で食べる子、大事そうに家に持って帰って箱に詰める子、

学校に行くバックの一番下に忍ばせる子・・・

本当にみんなみんな大喜びのお菓子タイムでしたビックリマークビックリマーク

 

実は・・・ ものすごいことになった、このあげ方が、よかったのかどうなのか、

ということがこの後の皆の話し合いの焦点に。

でも後から考えてみると、

お菓子を積み上げている最中にはみんなお行儀よく待っていた、

他の子に殴りかかったりする子は一人もいなかった(私の見た限り)、

一人でたくさん持ち帰った子も、家に帰ればお腹を空かせた兄弟姉妹が

たくさんいるのかもしれない(平均で8人家族!)。

そんなことを話ながら、

「こうやってここの子たちはたくましく育っているのね。」

と、戦後の日本を知るグレイスさんの一言で集結。

 

でも良い案があれば、次回は違う方法を試してみるかも?

それか、お菓子じゃなくて服もいいね、と。

 

それから、前回持ちきれなかったメイク用品も大好評ドキドキドキドキドキドキ

GQメンバーの皆さんにご協力いただいた、

このお菓子とメイク用品、現地に無事届きました。本当にありがとうございました!!

 

ひらめき電球アクセサリー制作現場視察

 

緑のTシャツが生産者の一家の窓口、お母さんのベレンさん。

赤ちゃんが6番目の末っ子ちゃんで、この作業をしている女性が長女。

貝の加工は男性のお仕事。

作業台は家の中にあり、子どもも動物もそばを歩きます。

私たちにはそれが一番ひやひや・・・。

デザインの用紙を貝やココナツに張り付け、その通りに切ったり、文字を入れたり。

 

ひたすら、黙々と長時間作業をしています。

作業スタッフは、継続的に来ている人が3人、

その他、その日その日で仕事がない人を雇ってあげるそう。

・・・貴重な収入源になっているのですねえーん

 

外では、カレー作り中爆  笑 

作っている間に、こんな行列~~~~ビックリマークビックリマーク(後ろにいる赤いシャツが丸野透さん)

自然と年長者が小さいこの面倒を見ているのが素敵。誰の子とか一切関係ありません。

エンドレスな配膳。お米10キロも全て食べつくし、いくらあっても足りないビックリマークビックリマーク

普段はこの地域の子どもたちは一日2食、

グレードの低いお米か粉のトウモロコシに、おかず1品。

小さい子どもの一番の死因は「下痢」だそうです。

常に栄養不良なので、下痢になってしまうと致命傷なのですね・・・えーん

 

最後に、GQから奨学金を受け取っている子どもたちと虹

カメラGQ奨学生たちカメラ

 

奨学金は現在、特に貧しい家庭の中で勉強に意欲のある家庭の中から、

1世帯1人ずつ、が現状。

同じ世帯にまだ学校へ通えていない子どもたちもたくさんいて、

奨学金はまだまだ募集中だそうです!!

 

実際、学費は無料で、奨学金で支給するのは制服や文房具など。

より多くの子どもにわたるよう、必要最低限のものだけ与えているとのことで、

上の写真は4万円で支援で来た子どもたちです。

 

スタジオのクリアファイル販売企画から早速、

数万円を今週中に送金できそうですグッド!

 

以上が「視察」編。

チューリップ黄 チューリップ黄 チューリップ黄 チューリップ黄 チューリップ黄 チューリップ黄 

 

対して、リゾート観光編。

 

今回たまたまとっても安く取れたホテル、

行ってみたら豪華なリゾートホテルびっくり

朝食はビュッフェを頼むと約2000円。(それ以外のメニューもあり。)

屋台ランチの・・・・20倍ガーン

宿泊客はほとんど外国人かと思いきや・・・ フィリピン人の富裕層多しびっくり

 

ショッピングモールもすごい規模。物によって先進国並みの値段。。

こちらのケーキ・・・ 屋台ランチの3~4倍のお値段。

 

そして様々な観光スポットを巡りました。

ガイドさんつきでたっぷりセブ島の魅力や歴史を勉強ビックリマーク

世界を一周したマゼランの最後がこの地だったことも初めて知りました。

こちらはスペイン統治時代のサンペドロ要塞

 

そして翌日、帰国日の朝5:00過ぎ。

出来上がったシェルアクセサリーを持って、

ベレンさん夫妻がホテルまでバイクで1時間かけて来てくれましたえーん

 

「日本でいっぱい買ってもらえるように頑張りますグー

と心に誓い・・・

 

スタジオに直行したのでしたゲラゲラ

 

スタジオには、セブツアーチームからよこちゃんも顔を出してくれましたビックリマーク

 

初めてのセブツアー無事終了アップアップ ご参加メンバーの皆さんに、

「楽しかった。」「また会いに帰ってきたい。」

と言っていただける3泊4日になり、何よりでしたラブラブ

 

実行委員として細やかなコーディネートをしてくださった芽生さん&よこちゃん、

ご一緒出来たiguさん、グレイスさん、ミキさん、DECOさん、

現地視察コーディネートの丸野透さん、

観光ツアーガイドの有村さん、

そして応援してくださっていたGQファミリーメンバーの皆さま、

本当にありがとうございましたドキドキドキドキドキドキ

 

最後までお読みいただき、ありがとうございました爆  笑