天風晴雄です。最近は中国のPM2.5等の汚染物質による
深刻な大気汚染が世界的な社会問題となっていますが
⇒中国ハルビンでPM2.5が計測不能!
汚染が深刻に WHO指針の40倍以上!
⇒【動画】中国PM2.5の大気汚染が最悪レベル!
街中は曇り、高速道路も閉鎖のスモーク映像
中国でもPM2.5の怖さについてドギュメント番組を公開!
中国でも話題となりました。しかしその後番組は削除に。
⇒【日本語字幕】柴静/『穹頂之下』
中国のPM2.5問題ドキュメンタリー
WHOによると、これらの汚染物質による大気汚染により
2012年の全世界の死者数は、何と700万人に上った!
とのことです。しかもこの数は2012年に世界で死亡した
全ての人の8分の1に相当するというから驚きです。(@_@)
地域別では中国や日本等の西太平洋地域が約282万人
インドやタイなどの東南アジアで約228万人、アフリカが
約68万人で、途上国が全体の9割を占めているそうです。
⇒インドの大気汚染が深刻!
2010年に死者62万人! 原因は車の排気ガス
中国・インドの他、モンゴルも深刻な状況にあるそうです。
専門家はスモッグで寿命が5年縮まると警告しています!
⇒【動画】呼吸器専門家「スモッグで寿命が5年短縮」
その原因ですが、中国では火力発電や暖房、調理などに
窒素酸化物が多く出易い質の良くない石炭や薪を大量に
使用している事や、あまりに急速な経済成長による歪で
工場の煤煙や車の排気ガス量が激増した事によります。
中国は世界の石炭の半分を消費する「石炭大国」です!
今年、中国国家能源局は低品質の石炭消費削減のため
年内に1725もの小規模炭鉱を閉鎖すると発表しました。
⇒中国が大気汚染対策、1700超の小規模炭鉱閉鎖へ
炭鉱と言えばかつては日本でも各地にあり、当時石炭は
「黒いダイヤモンド」と言われ、石炭採掘が盛んでしたが
三井三池炭鉱の爆発事故や浸水事故など、1899年から
1985年まで炭鉱事故で数多くの犠牲者が出ました。(x_x;)
⇒日本の主な炭鉱事故 ウィキペディア
今もなおCO中毒の後遺症に苦しむ方々もいるそうです。
⇒【動画】戦後最大の炭鉱事故から50年。今なおCO中毒
の後遺症に苦しむ夫を抱えた妻たち in福岡県・大牟田市
しかし炭鉱数の多い中国でもやはり多発しているようで
2010年だけで何と7万9552人が死亡したそうです!(>_<)
⇒炭鉱事故“大国”の中国、年に約8万人が死亡
原因はほぼすべてが人為的ミス
また驚く事に中国大気汚染の元凶は何と放射線を放つ
「ウラン混合石炭」だとする緊急報告が出ました!(ノ゚ο゚)ノ
⇒2014-03-01 緊急報告:ウラン混合石炭の恐怖 佐藤守
⇒中国 PM2.5『ウラン混合石炭』だった!
年間200万人が癌で死亡!! 保守速報
⇒中国殺人大気の正体は
「年間1・8億トン放射性石炭」だった! 日刊大衆
使用地区から「拡輻射」や「放射線被害」が出る恐れも!
この緊急報告によると中国政府は「ウラン混合石炭」の
事を秘匿しているようだが、WHOの「世界がん報告」には
「2012年度の世界中のがん死亡者は820万人、
その大部分は中国大陸で、死亡者の半数は中国人だ!」
とあり中国のがん死亡者とウラン混合石炭の因果関係を
裏付けているとしています。恐ろしい事です!(((゜д゜;)))
⇒がん発症、中国が突出 肺がんは世界の36%
2012年WHO調査 肝臓・食道は5割 日本経済新聞
むろんこの仮説が百%信じられる訳ではなく中国において
がん患者が多く発生する原因は酷い大気汚染の他にも
水や食品の汚染も関わっている事は間違いありませんが
⇒【動画】中国が直面するがんの危機
⇒【動画】無数(数千)のガン村 監督管理なき汚染
⇒【動画】中国 1分間に5人がガン死
増加を続けるガン罹患率
もしがん発生とウラン混合石炭との関連性があるのなら
この大気汚染は周辺国に被害が及んでいるのですから
福島原発事故どころではない深刻な放射能汚染です!
★中国の大気汚染が気候変動に重大な影響を及ぼす!
さらに最近、米カリフォルニア工科大学ジェット推進
研究所により、中国などの大気汚染が北半球における
異常な巨大嵐や大量降雨、大寒波等の重大な気候変動
の原因になっているとする衝撃の研究論文が、全米科学
アカデミー紀要に発表されました!論文によると昨年末
から今年初めにかけて米国の東部を襲った異常な寒波も
大気汚染の影響だとか。これが事実なら地球が危ない!
⇒巨大嵐・大寒波…中国の大気汚染が
異常気象の原因に 科学者も衝撃
もはやこれらのPM0.5、PM2.5、PM10等による大気汚染は
「殺人大気汚染」であると言っても過言ではありません!
これらの汚染物質は単に呼吸器疾患や肺がんだけでなく
心臓疾患や脳卒中まで引き起こす危険があるのです!
PM0.5やPM2.5は微粒子なので、吸い込むと肺胞に達し
血中に入り込んで心疾患等を誘発するそうです。(ノ゚ο゚)ノ
⇒中国の汚染物質PM2.5 動脈硬化、
脳梗塞誘発の危険性を指摘!
特にPM2.5より小さなPM0.5の脅威が懸念されています!
⇒恐怖!!【日本にも飛来】
PM2.5よりも恐ろしいPM0.5の実態【健康被害】
これが大変厄介なのは直径が0.5マイクロメートルという
極超微粒子であるため、通常のマスクや空気清浄機では
そのまま通過してしまいほとんど役に立たないという事で
早急に対応アイテムを開発する必要に迫られています!
となると「防毒マスク」が必要な段階に達していますね。
大気汚染は体の抵抗力の弱い幼児を直撃しています!
⇒中国の大気汚染は新生児に影響、
学習能力や記憶能力の遅れも―米メディア
中国では上海など各地で小児科が患者で溢れており、
⇒【動画】上海・西安 小児科が患者であふれる
識者に大気汚染と奇形児との関係も指摘されています。
⇒【動画】「大気汚染と奇形児 中国の危機」
また何と1歳の幼児ががんになったとの報告もあります!
⇒【動画】武漢市で1歳の赤ちゃん がんに
これも大気汚染によるものでは?と推測されており、また
人民日報によると74都市中、汚染指数の各項目のすべて
が基準内だったのは、何とわずか3都市だったそうです!
⇒中国全土で深刻な大気汚染、
基準内だったのはわずか3都市―中国紙
中でも深刻なのが北京、天津、河北省だそうです。(>_<)
⇒【動画】中国96%の都市が大気汚染 最も深刻なのは?
中国の大気汚染は全土で危機的な状況に陥っています。
⇒【動画】WHO「中国の大気汚染は危機的状況」
しかしWHOが中国の大気汚染問題は「直ちに措置を採る」
必要があると指摘しているにもかかわらず、中国独自の
品質基準に基づくと中国の大気は「優良」レベルだとか!
中国環境保護活動家は中国の大気質量基準は国際基準
よりも低く、観測数値も捏造されている可能性があるとの
見方をしているそうです。これでは国民が可哀想ですね。
⇒【動画】誤解を招く中国の大気品質報告
北京など人類が住むには適していないと呼ばれる始末。
そのため富裕層の人やエリート達は、続々と海外に移住
したり、庶民は環境の良い地域に移転したりしています。
⇒【動画】深刻なスモッグ エリートは海外へ逃避
これらの人達の事を「環境移民」と呼ぶそうです。(゚_゚i)
⇒【動画】エリートと富裕層の「環境移民」新鮮な空気と水はどこに
近年あまりに中国人の投資移民希望者が増えたためか
⇒【動画】中国 年間6千人が投資移民
人気の移住先のカナダで投資移民制度が廃止になり、
カナダへの投資移民を申請していた中国や香港の富裕層
何と4万6000人以上に影響が出る事になって中国では
「中国系排斥の動きだ!」 と大騒ぎになっているとか。
⇒カナダ「投資家移民」廃止 中国富裕層に衝撃
⇒【動画】中国富豪「沈没直前の船から逃げ出すネズミ」
⇒中国富裕層、投資ビザ申請却下で
カナダ政府に提訴の構え―中国メディア
カナダ政府の立場も分かりますが中国人も必死ですね。
何せ、自分や家族の健康や命の危険がある訳ですから。
その人達が米や豪など各国に移住するようになるので、
中国人の大量移民は世界的な社会問題となりそうです。
2013年には何と930万人もの中国人が移住したそうです!
⇒2013年、中国人930万人が移民に、
富裕層に人気の移住先は米国とカナダ―中国紙
でも移民が出来るのは富裕層だけで庶民は絶望的です。
衛星写真で見てもその汚染の凄まじさが良く分かります。
大陸だけでなく、海まで茶色く濁っているのが恐ろしい!
⇒【動画】中国の大気汚染 深刻すぎて
衛星写真で見ると一面灰色の世界に!
もし日本もこうなったらと思うとゾッとしますね。((>д<))
また室外に出る時はマスク着用をするのは必然としても
実は室内の方が危険なのです!700万人の死者のうち
屋外の大気汚染が原因と見られる死者約370万人に対し
屋内の汚染が原因とみられる死者は何とそれよりも多い
約430万人と推計されているので室内でもマスクが必要?
北京を取材したTV記者はマスクを着用して寝たそうです。
⇒PM2.5濃度、室内の方が高い場合も―中国メディア
そのため中国などでは高性能の日本製の空気清浄機が
飛ぶように売れているそうです。日本の技術は凄いです。
⇒中国から来る汚染原因物質
PM2.5が除去できる空気清浄機
ちなみにPM2.5は超微粒子のためN95マスクが必要です。
⇒花粉・黄砂・PM2.5対策にはN95規格マスクが必須!
日本でも高度成長期に酷い大気汚染を経験していますが
その時の苦労が現在大いに役に立っているようですね。
実を言うと私は大学の卒論のテーマに公害を選んだため
大気汚染については色々と勉強した思い出があります。
当時はまだパソコンやネットが普及しておらず、もっぱら
新聞の記事集めに奔走していました。でもゼミの教授には
「今、社会問題となっている公害がテーマなら
記事集めは簡単だろう?」 (  ̄っ ̄)
と、イヤミたっぷりに言われたのが記憶に残っています。
確かに教授の言う通り、公害関連の記事集めは大変楽で
おかげで卒論も1発で通り、何とか無事卒業できました♪
なので近年の中国の大気汚染は大変関心があるのです。
当時(70年代)は日本の大気汚染がピークに差し掛かって
いた時代で、78年に自動車排出ガス中の窒素酸化物に
日本版マスキー法と呼ばれる本格規制が行われました。
光化学スモッグも毎日のように発生していました。(/_;)/~~
なお、日本の大気汚染の歴史については以下を参照。
⇒日本の大気汚染の歴史 - 独立行政法人環境再生保全機構
あるTV番組で何と空気清浄機を背中に担いで買物をする
中国人主婦が紹介されましたが笑い事ではありません。
⇒【動画】中国人のPM2.5対策スゴっ!
空気清浄機を背負って買い物をするおばちゃん登場
ひょっとして、これが庶民の未来の姿かもしれません!
最近は日本や韓国でもPM2.5注意報が出て心配ですね。
偏西風に乗って黄砂やPM2.5が大量に流されて来ます!
実はこの黄砂とPM2.5が混ざると、何と相乗作用により
PM2.5に含まれる極めて発がん性が高い「NPAH」という
物質の濃度が高くなる事が金沢大学などのグループの
研究で分かったのだそうです。これはヤバイ!((>д<))
⇒PM2.5+黄砂で発がんリスクが100倍以上!
PM2.5と黄砂を対策する2つの方法
また天気の状態によりPM2.5が飛来しやすくなるそうです。
⇒【動画】PM2.5"拡大中"天気との関係は?
気象予報士が解説(14/02/25)
全国の72%でPM2.5の濃度が基準を超えていました!
⇒大気汚染物質PM2.5が全国の観測地点の
何と72%で基準を超えていた!
PM2.5の情報や全国各地の予報は以下のサイトが便利。
⇒全国のPM2.5情報・予報サイト
青山繁晴氏によると日本に帰国する際地上では青空でも
機内からは上空に帯状の汚染物質が見えるそうです。
⇒中国PM2 5経済優先主義が原因 国際世論で圧力を
これらが地上に降り注いで健康を害する事は明白です!
日本でも呼吸器疾患が増えつつあるようで心配ですね。
健康被害から身を守るための対策については以下参照。
⇒春と秋に急増!有害物質「PM2.5」から身を守る!
そこでPM2.5など国境を越える大気汚染の対策を話し合う
日中韓の政策対話が20日、北京で開催されたそうです。
ギクシャクしている中韓との関係修復のチャンスかも?
⇒日中韓がPM2.5対策で協議、
外交関係修復につなげたい日本―中国紙
中国は大気汚染を減らすために莫大な予算をつぎ込もう
としているようですが、汚染物質を減らすと経済効率が
落ちるため地方政府などは経済成績が下がるのを恐れて
積極的に取り組まないのではないかと見られています。
成績が下がるより罰則金を払う方が安いのが原因です。
中国の過度な経済成長政策による環境汚染は深刻です。
⇒【動画】中国の環境汚染まとめ (日本新唐人テレビ)
そこで心配なのは、中国人が「環境難民」となって一挙に
他国や日本へ逃げて来るという非常事態となる事です!
数百万人ものボートピープルが日本海から押し寄せる!
でもその多くが漂流・沈没して亡くなることでしょう。(ノ_-。)
万一そうなった場合の対策を政府は立てておくべきです。
また、政府は少子化による人口減と労働者不足のため
毎年20万人もの移民を受け入れる方針を示していますが
そんな事をしたら治安が悪化し、さらに外国人参政権が
実現すると日本は将来中国人に乗っ取られかねません!
⇒「外国人労働者・移民大量受け入れ」は時期尚早、
日本人の低賃金化招く愚策である
⇒福岡県太宰府市が外国人に住民投票権付与を検討!
制定全国で進む