天風晴雄です。現在原発を持たないイタリアで、
原発再開の是非を問う国民投票が締め切られ
13日即日開票が始まり、その結果反対票は9割を
超す勢いで、再開反対派の圧勝が確実となりました。
福島第1原発事故後に国民の審判で原発反対を選択
したのは同国が初めてであり、イタリア政府が目指す
将来の原発新設計画は白紙撤回される事になります。
結局ベルルスコーニ首相は、投票の終了を待たずに
「イタリアはおそらく原発計画と決別し、再生可能な
エネルギー分野の開発に取り組む必要があるだろう」
と述べて、事実上の敗北宣言を行いました。(/_;)/~~
これにより欧州ではスイスとドイツ両政府が将来原発を
廃止する方針を決めていますので、今後欧州各国で
反原発世論が勢いづくことになりそうです。(^-^)/
国民の多くが東京電力福島第1原発事故により
原発に嫌悪感を示して「原発拒絶」の心境になった
のが原因ですが、私が以前予想した以上に今回の
原発事故が世界に与えた影響は想像を超えるもの
があります。まさしく良い意味で「想定外」でしたね。
(福島第一原子力発電所プラント状況等のお知らせ)
http://www.tepco.co.jp/nu/f1-np/press_f1/2011/htmldata/bi1562-j.pdf