3/14の夜19:30 地獄のようなMTGがはじまった。

 

決まっていた大型ファイナンスが頓挫した。これは事実上、あなたたちは死んでください。と言われているようなものだった。

 

LinQには、whooには多くのメンバーが関わっており、多くのユーザーが居る、クローズの意思決定は簡単ではないことは明らかではあるのに、あのタイミングでこうなるか、、、としばらく現実を直視できる状態ではなかった。

 

MTGは長く続き、MTGが終わるとオフィスには誰もいなかった。

自分自身も起きた事実が現実だと思えなかったが、DAUと残高をまずは確認した気がする。

 

当時の記憶が一部抜け落ちてる気がするが、日付も変わって深夜2:00ごろにCTOのT田さんに電話した気がする。

 

そしたらT田さんはこう言っていた"ファイナンスにかなりのリソース取られてプロダクト見れてなかったので、ちゃんとプロダクト見れば大丈夫じゃないですか?"とT田さんは誰よりも優しいが、誰よりもデリカシーがない人として社内でも有名だ。しかしこの時はそのノンデリさに救われたかもしれない。

 

であと何ヶ月分あるんですっけ?と続けた。

Xヶ月ですかね。。。その時流石のT田さんもやばいですね〜と言っていた。

 

ただ、お互いの考えは一緒でクローズはない。やること全部やろうと、whooをローンチした時もそうだった。

ビジネスもプライベートもいろんな波乱があった、自分たちが想定してないことしかなかった。

 

day 1からロシア語で数百件のダイレクトメッセージが届いたり、朝起きたら各国でStore ランキング1位を取っていたり。

 

だから、こんなことに屈したくないし、屈さないでやっていこう。と迷惑をかけるけど頑張ろう!と電話を切った気がする。

 

あれから約3ヶ月、辛い意思決定はあったが、whooは継続できている、つまりなんとかなったということだ。

 

たくさん愚痴を言いたいこともあるし、同じ思いをする人が今後出ないようにスタートアップのために立ち回りたい。

でも、今はしない。この思いを中にしまって、大成功した時に笑って話せるように