※記事をお借りします。

 

浅田真央のこれから

 

 

投稿者:HO太 投稿日時:2016年12月27日 21:28


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 お久しぶりです。  フィギュアスケートの全日本選手権が終わりました。  復活を期待された浅田真央選手が12位に終わったことで、いろいろ取りざたされていますが、、、  競技続行を「そうですね。はい」と即答した浅田選手の今季と来季がどうなっていくか、考えてみました。

 世界選手権・四大陸選手権・冬季アジア大会の代表からはずれたので、今季1月以降の大会出場があるか、現時点では不明です。  例年、選手権代表にならなかった強化選手は、ババリアンオープン、ガルデナスプリングスなどの国際大会に出場する場合があります。浅田選手が希望すれば、1大会くらい派遣されるかもしれません。4月には国別対抗戦もあるので、こちらに選出される可能性もありますね。  来季について、グランプリシリーズ出場はどうなるでしょうか。  世界選手権6位までがシード、12位までが2大会出場ですが、世界選手権に出場しないのでこれには該当しません。世界ランク24位までとシーズンベストスコア上位24名までは1大会の出場が保証されます。  現在、世界ランクは21位(2016ポイント)。すぐ下には選手権に出場が見込まれる選手が数人いるので、24位以内を保つのは難しいかもしれません。基準を満たす国際大会で5位以内に入ればポイントを加算できますから、春先にどこか大会に出ておくのは試合勘を保つ意味でも、意義がありそうです。  シーズンベストスコアは現在23番目の186.16。22番目までに来季ジュニアにしか出られない年齢の選手が3人いるので、実質20番目。4人に抜かれても上位24名に入れる状況です。浅田選手より下のスコアで、これから抜く力がありそうなのは、グレイシー・ゴールド(アメリカ)、来季シニアに上がれる本田真凜、李子君(中国)あたりでしょうか。  シード及び世界選手権12位まで、世界ランク24位以内とシーズンベストスコア上位24名で6大会の枠が埋まらなければ、シーズンベストスコア上位75名から各大会の開催国が選びます。また日本は開催国枠3を持っています。総合すると、「シーズンベストスコア上位24名で1大会が保証され、さらに日本の開催国枠またはいずれかの国の招待で2大会出場」となる可能性が高いと思います。

 世界選手権に出場しなかった選手が翌シーズンのグランプリシリーズ2大会アサインされた例は、2015年の今井遥選手です。2014年全日本11位、2015年スケートアメリカとエリックボンパール杯に出場しました。日程の関係で東北・北海道ブロックには出場、東日本選手権は免除となりました。  浅田選手もこれに近い形になるかもしれません。全日本選手権のシード権はないので、中部ブロックと西日本選手権出場が必要です。グランプリシリーズと日程が重なるか前後の週だと免除になりますが、2週ずれると免除ではなくなります。  2013年の町田樹選手は、近畿ブロックと西日本に出場する一方でGPスケートアメリカとロステレコム杯に出場、さらにグランプリファイナルに進出と、すごい数の試合をこなしていました。さすがに、ここまで試合数が多くならないようにすると思いますが^^; グランプリシリーズ2大会と中部または西日本くらいでしょうか?  予選に出場するとなったら中学のとき以来だそうですが、それもまた選手としていい経験になると思います。将来指導者になるとしたら、活きてくるはすです。

 先ごろイタリア選手権で、競技に復帰したカロリーナ・コストナー選手が優勝しました。ゴールデンスピンで国際大会にも復帰、こちらも優勝しています。現在29歳、2月には30歳になるんですよ!  浅田選手だって、年齢的な限界なんかまだまだ!と言えるでしょう。怪我や痛みを治して、体力をつけて、いい練習をして、また最高の演技を見せてくれることを期待しています。

 

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