真央「五輪もう一度行きたい」平昌に向け現役続行を正式表明

スポーツ報知 4月13日(水)7時3分配信


 フィギュアスケートの元世界女王で2010年のバンクーバー冬季五輪銀メダリストの浅田真央(25)=中京大=が12日、都内で寝具メーカー「エアウィーヴ」の新商品発表会に出席し、18年平昌五輪までの現役続行を初めて公の場で明言した。春らしい桜色のワンピースに花柄のハイヒールで可憐(かれん)に登壇。「選手としてやる以上、オリンピックという最高の舞台にもう一度行きたいという思いが強い。それが最終目標になると思う。それが正夢になれば」と意気込んだ。

 進退に揺れた1年間の休養を経て今季復帰したが、世界選手権は過去最低の7位。それでも「強い覚悟で戻ってきたので、何があっても最後までやり切るという気持ちの方が強い」。2年後に挑む3大会連続の五輪へ「競技できるのはあと数年だと思う。最後はやり切った、復帰して良かった、スケート人生良かったと、笑顔で終われる選手生活にしたい」と決意を示した。

 世界選手権ではロシアの16歳、メドベジェワが223・86点をマークし初出場で優勝。国内では世界ジュニア女王の本田真凜(14)=大阪・関大中=ら10代の急成長が著しい。来季の再出発へ、真央はジャンプの向上を掲げ「目指すものが明確に見つかった。結果も順位も求められるし、それを求めてやっていかないと」と夢の続きを描いた。


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