フィギュア・小塚選手が引退…足の状態上向かず

読売新聞 3月15日(火)18時17分配信


 フィギュアスケート男子の小塚崇彦(27)(トヨタ自動車)が15日、現役引退を明らかにした。

 同日、日本スケート連盟が発表した。

 名古屋市出身の小塚は、父親の嗣彦さんが1968年の仏グルノーブル五輪代表、母親の幸子さんも元選手というスケート一家に育ち、美しいスケーティングを武器に、2010年のバンクーバー五輪で8位入賞、11年の世界選手権では銀メダルを獲得した。近年痛みを抱えていた足の付け根の状態が上向かず、今季途中で引退を決めたという。今後もトヨタ自動車には残り、4月17日のアイスショー「スターズ・オン・アイス」(東京)でファンに引退のあいさつをする。

 小塚は「現役生活でたくさんの思い出をつくることができた。スケートを楽しく続けられたのは多くの方々のおかげ」とコメントした。


http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160315-00050141-yom-spo