山王日枝神社/東京都千代田区 | Goshuinnistの神社巡り

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ご訪問いただきありがとうございます。神社巡りが趣味の大学生です。有名な大社から地元の鎮守さままで、訪れた神社を紹介しています。情報は筆者が参拝した当時のものです。週1~2回、基本的に19:00更新です。

 

基本情報

神社名:山王日枝神社

御祭神:大山咋神

相殿神:国常立神・伊弉冉神・足仲彦尊

社格等:官幣大社・准勅祭社・別表神社

鎮座地:東京都千代田区永田町2-10-5

最寄駅:溜池山王駅・国会議事堂前駅・赤坂見附駅・赤坂駅・永田町駅

公式サイト:https://www.hiejinja.net/

御由緒

 御祭神大山咋神は須佐之男神を御孫神で山末大主神とも称えられ山水を司り、萬物の生成発展を守護する神である。

 日枝神社の歴史は鎌倉初期、秩父重継が江戸貫主を名乗り居館に山王社を勧請したことに始まる。文明年間には太田道灌が江戸城築城にあたり川越山王社を再勧請し、更には徳川家康入府以降、城内鎮守の神、将軍家の産土神と崇められ、紅葉山から麹町を経て萬治二年当地に移遷された。

 日本三大祭のひとつ、また江戸三大祭の筆頭として知られる山王祭は江戸時代にはその神幸行列が城内に入り、将軍自ら上覧したことから天下祭また御用祭とも称された。

 明治維新の東京奠都によって江戸城は皇居となり、日枝神社は皇城鎮護の神として、皇室の御崇敬殊に篤く、大正天皇御即位当日には官幣大社に列せられた。氏子区域は都心の七十余町に及び、生業の隆昌をはじめ子孫と家門の繁栄を守護し給うその御神徳はまさに宏大無辺である。

境内の掲示より

 

御朱印

初穂料:500円
※御朱印を戴くと、特製のしおりも頂ける。
※庚申の日には猿田彦神社の御朱印、境内社の八坂神社と山王稲荷神社の例祭日には2社の御朱印も戴ける。

通常

復刻御朱印/大正~昭和初期

復刻御朱印/昭和戦前期

 

御朱印帳

オリジナルの御朱印帳を多数用意。日枝神社以外にも猿田彦神社、稲荷神社の御朱印帳も用意している。詳細はホームページにて。

※筆者は拝受していないため、情報のみ記載。

 

境内案内

国会議事堂などがほど近い永田町の中心部に鎮座。まだ新しさを感じる大きな山王鳥居が目を引く。
 
鳥居を潜り振り返ると都心のビル群が見える。緩やかな階段であるが、エスカレーターも併設されており、老若男女が参拝しやすい構造となっているのはありがたい。
 
神門は昭和33年(1958)に再建。
 
神門を潜ると立派な社殿。東京大空襲の際に焼失したが、昭和33年 (1958) に焼失前と同じ姿で再建された。
 
境内には至るところに藤が咲いており、藤棚として整備された一角もある。
 
このように境内に緑があることで、都心のオアシス的役割も果たしているのだろう。
 

参拝を終えて

都内でも重要な場所である永田町に鎮座する当社。「皇城之鎮」と言われるように、古くから江戸城と皇居の守り神として重要な役割を果たしており、現在でも都内有数の大社として広く崇敬を集める。騒がしい都心で心に安らぎを与えてくれる場所だと感じた。

 

地図

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