の御朱印
奥州三十三観音霊場十二番札所
本堂
大悲山観音寺は
福島県桑折町万正寺坂町に
境内を構えている浄土宗の寺院🛕
創建は鎌倉時代の
宝治年間(1247〜1248)に
伊達家4代目当主伊達政依が
父親である伊達義広の菩提を弔う為に
開かれたのが始まりと伝えられている🛕
扁額
山門
観音堂
観音寺が管理する観音堂は
平安時代初期の大同年間(806〜809)、
坂上田村麻呂が
蝦夷東征の戦死者の御霊を
弔う為に聖観世音菩薩を安置した
のが始まりと伝えられています🛕
観音寺は、伊達五山
(満勝寺、東昌寺、光明寺、観音寺、光福寺)
又は伊達五ヶ寺と呼ばれた寺院の1つで、
他の4つ寺院が伊達氏と共にしたのに対し
唯一現在地に留まりました🛕
その為、観音寺には伊達氏縁の品々が
当寺に残り多くの文化財を有しています🛕
江戸時代初期の寛永13年(1636)、
宗門改めが行われた際に浄土宗に改宗し
専称寺(いわき市)の末寺となっています
(当初は臨済宗の寺院でしたがその後、
天台宗、真言宗と何度も宗派を改めています)
現在の観音堂は元禄元年(1688)
に建立されたもので、木造平屋建て、
宝形造、銅瓦棒葺、桁行3間、
梁間3間、正面1間向拝付、
2重垂木、外壁弁柄塗装、
桑折町を代表する古建築で
近世の寺院建築としも貴重な存在
である事から平成29年(2017)に
桑折町指定有形文化財(建造物)
に指定されています🛕