三居澤不動尊
の御朱印

🌁お滝🌁バージョン








三居澤不動尊
の御朱印

不動明王バージョン








三居澤大聖不動堂

御本尊は木像の不動明王坐像👹

三居澤大聖不動尊入口の赤い太鼓橋を渡り、
鳥居をくぐったその先は、
少なくとも四百年近くの年月を
経てきた祈りの場。 

三居沢という地名は古く、
三居という言葉には幾つかの意味があり、
地名の由来にも幾つかの説があります。 

隠居の隠居という意味。 

三軒の家があるという意味。 

三つの居座るものという意味。 

この地に不動明王様が現れた数百年前、
その左右には矜羯羅童子(こんがらどうじ)と
制吒迦童子(せいたかどうじ)を従えて、
不動三尊が居られる沢であった、
ということなのかもしれません。

本像の来歴詳細は不明らしいが、
経年具合から少なくとも百数十年以上は
前の江戸時代頃のものと思われるようです🧐

三鈷剣(さんこけん)と羂索(けんさく)を持つ
基本的な姿で、
全体的に簡素な作りではあるものの、
丁寧な造形で大変均整のとれた容姿を
されている不動明王像で、
大きさ以上の存在感と力強さがある💪

普段は奥に隔てて安置しているようですが、
希望すれば開帳して、
本像を見ることが可能だとか👀

正面が不動堂で、
ご本尊の不動明王が安置されています。








境内最古の碑

不動尊の境内に入ってすぐ右側に、
石碑が一基安置されています。 

寛永十一年(1634年)建立の
キリーク・南無阿弥陀佛敬白碑で、
この碑は不動尊内で確認できる
最古の碑であり、建立当時、
既に信仰の場として大切にされていたこと
を知ることができるものです。

他に慶安3年(1650)と文化3年(1805)に
建立された碑があります。








拝殿内部

古来より洪水・干ばつ・疫病などの
厄災に霊験あらたかといわれており、
地域の人々の信仰を集めています。

不動堂の裏には高さ20mほどの滝があり、
修験者が滝に打たれて修行をしていたと
いわれており、
滝下には不動明王像が祀られています👹

大都市の中にいるとは思えない
独特の雰囲気に心が洗われます。

真冬の凍てつく時期には
凍った滝を見ることができます🌊

境内には本堂・不動滝・水子地蔵の他、
寛永11年と慶安3年、文化3年に
建てられた古碑群を見ることができます。 

毎月28日には例祭が行われ、
この例祭と地蔵盆(8月24日)には
水子の供養祈願が行われます。

不動尊の現在の御堂は、
昭和六十年(1985)に建て替えられたもので、 
堂内には数多くの寄進・奉納された品々
がございます。

以前の御堂は明治十九年(1886)に
大町商店街の旦那衆によって建てられたもの。 

旧堂の老朽化に伴い、
現在の御堂へと建て替えられる際には、
当不動尊を以前管理されていた
東北電力株式会社有志一同様より
引き継がれた浄財が充てられた。

隣接する三居沢発電所の無人化に伴い
東北電力様で不動尊の管理ができなくなるとき、
三居沢大聖不動尊奉賛会が
発足し管理を引き継いで現在に至っている。 

堂内や境内には、
東北電力様やその前身の東北配電株式会社、
さらに以前、三居沢発電所を管理していた
仙台市電気部それぞれの有志の方々が
安置・建立された震災物故者精霊塔婆や
殉職者英霊位牌、
発電所機械据付記念碑などがあり、
近代においては発電所と共に在った
不動尊であることが窺い知れます。 








不動滝🌊

当不動尊の境内最奥には、
古に不動明王が現れた自然滝が
今も清らかに水を落としております。 

かつて修験者たちが滝に打たれて修業し
身を清めていた場所で、
昭和中期頃まで
滝に打たれる人が居りました。 

現在は安全上から御滝への立入を
遠慮いただいておりますが、
高さ13mほどの御滝は、
夏は境内に涼風を運び、
厳寒期には氷瀑となる年もあります。 

昨今の暖冬傾向から、
以前ほど御滝が凍り付く機会は
減ってきておりますが、
その凍り付く形は年により様々で、
昭和初期には凍り付いた御滝に
不動明王の形が現れ
新聞記事になったこともあったとか😱








由来 

江戸時代以前から信仰があり、
修験者が滝にうたれながら
修行していました。

現存する石碑建立の由来として
次のような言われがあります。

「昔ある時、
その大滝に不動明王を拝したという、
干ばつ・洪水・疫病などの悩みを
祈願すると、その願いがかなえられ
霊験あらたかであったので、
近郷近在の人々は不動明王を崇拝し、
石碑を建立した」








滝が流れ落ちる中、
⬆上記画像の中央下段あたりに
不動明王がいらっしゃいます👹
代わりに打たれてくれているようです🌁
見てると身が引き締まる思いです😆