智積院(ちしゃくいん)は、京都市東山区にある真言宗智山派総本山の寺院です。
京都国立博物館や三十三間堂の近くにありますが、観光客はあまりおらず非常に落ち着いた雰囲気のあるお寺です。
観光客がいないからと言って見どころがないわけではなく、立派な庭園や襖絵があり、収蔵庫には長谷川等伯一門による「桜図」「楓図」「松に黄蜀葵図」「松に梅図」「松雪の図」が展示されています。いずれも国宝や重要文化財に指定されているということです。
この障壁画がホントに素晴らしかったです。
前知識なしで鑑賞しましたが、人の心の持ち方が絵に反映されているのを見ると何か「ぐっ!」と来るものがありました。
お参りと美術鑑賞が同時に楽しめて大満足でした。
訪問したのは6月末でしたので、紫陽花は終わりかけで、桔梗が見ごろとなっていました。
智積院の御朱印(大日如来)
御朱印は参道の手前でいただけます。
お庭は千利休が好んだそうです。
インスタグラムなどのSNS映えもしますね。
四季折々の表情を見せる庭ということで、今度は秋に訪れたいと思います。
本堂、大日如来の尊像が安置されています。
有名な観光地もいいですが、智積院のように規模もあり、ゆっくりと拝観できる寺院に京都らしさを感じます。
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