六角堂は京都中央区にある紫雲山頂法寺にあります。聖徳太子が創建したいけばなの発祥地としても有名で、西国十八番札所・洛陽一番札所にもなっています。そんな京都・六角堂の御朱印帳について今回ご紹介します。
京都・六角堂について
この六角堂の由来は、聖徳太子が念持仏としていた如意輪観音像を木に掛けて池で身を清めていたところ、この地にとどまって人々を救いたいと太子に告げたことに始まります。
太子は六角堂のお御堂を建て安置したといわれています。
正式な寺号は頂法寺ですが、お御堂の形が六角であるため「六角さん」などと親しみを込めて呼ばれています。門前を東西に走る道も「六角通り」といいます。
御朱印とは本来参拝者が写経をお寺に納めた際にもらう印のことを指していました。それが納経をしなくても参拝の証として頂けるようになったのです。
京都・六角堂の御朱印帳について
そのうち神社にもこうした習慣が伝わり、今では多くの寺社で頂けるものとなりました。ただし、この御朱印は観光地などの記念スタンプとは全然違いますから注意しましょう。
御朱印には、御守やお札と同じように神社や寺社名が書かれていてご本尊やご神体の分身ともいえるものです。印刷物とも違って書いて下さる方は一字一字心を込めて書き、押印しているものなので粗末に扱ってはいけないものです。
御朱印帳と言えば納経帳ともいわれ集めている人にはたまらない魅力があります。
ここ六角堂ではオリジナル納経帳を販売しています。赤色と青色の種類で六角形のお御堂のマークが随所に散りばめられていてかわいいです。
市販のノートなどと違い和紙で装丁されているところが高級感があります。魔を打ち砕くとか思いのままに願い事を叶えてくれると言われる如意輪観世音菩薩様のお守りが込められています。
京都・六角堂の御朱印帳についてご紹介させていただきました。参考にしていただけたら幸いです。
