秋葉神社
街中にありますが
喧噪を忘れる空気が漂います
鎌倉時代1289年創建とされる
江戸時代の元禄15年、修験者・千葉葉栄が
秋葉稲荷両社として社殿を造営し、
別当寺・千葉山満願寺を建立
徳川御三家はじめ諸大名から信仰され
江戸城大奥の清遊の地でもあった
秋葉神社境内には、江戸時代の老中、寺社奉行、勘定奉行などの幕府要職を務めた大名・旗本らが寄進した石燈籠七基が現存し、そのうち六基が区登録有形文化財になっている
社殿造営にも携わった上州沼田城主・本田正永は、
宝永元年5月に石燈籠二基を寄進している。
正永は、同年9月に老中に任命されていることから
同社に就任祈願をしていたとも推測されている
江戸期の大名が秋葉神社を厚く崇敬した証であり、
かつて境内約7000坪を誇る景勝地であった往時の
社頭風景を彷彿とさせる
歌川広重「江戸名所百景」には
紅葉の名所として紹介されている
紅葉の名所