はねたき道了尊
神明宮からはねたき橋方面へ歩きます。
何やら 見えてきました
(以下 縁起より)
「どうりゅうさん」の呼び名で親しまれております「はね瀧道了尊」は、請願成就、子育ての仏様として江戸時代から現在に至るまで、時代を超えてたくさんの信仰を集めてまいりました。
道了尊は、宝暦2年5月、神奈川県足柄市大雄山最乗寺より、
ここ大間々の渡良瀬川沿岸にお迎えされたと記録に残されています。
以前は、現在地よりも北側およそ100米の斜面を下がった所にありました。
当時、縁日は毎月27日、28日の二日間で、
道了堂参道には『滝の湯』という湯屋や茶店が並び、大変賑わっていたそうです。
また、天保2年には かの渡辺崋山も当地を訪れ、
要害山から高津戸一帯を描いたことが「毛武游記」に記されています。
しかし、昭和22年のキャサリン台風による水害で、
道了堂は 周辺の滝の湯、茶店もろとも一瞬のうちに濁流にのまれ、跡形もなく流されてしまいました。
そして 2003年11月1日、
光栄寺開山400年を記念して、道了尊をこの地に移転、勧請いたしました。
はね瀧道了尊のこのお姿は、鳥天狗のお顔をしており、子どもの心に宿ろうとする悪鬼を睨みつけ、さらに悪鬼を懲らしめるために、右手にねじり木を、左手に網を持ち
煩悩を焼き尽くす焔炎を背負い、
疾風より速く駆ける白狐に乗っていらっしゃいます
心のねじれた子供を立ち直らせるために、
道了尊に詣で、ねじり木を1本持ち帰り
『拗ねた心の子供はすなほなれかし』と朝夕お唱えし、大願成就のあかつきには、ねじり木を2本にしてお礼参りをしたということが、古い記録にあります。
近時、不登校や引きこもりなどの心の悩み、万引きや麻薬などの非行が
大きな社会問題となっていることは周知のとおりです。
未来を担う子供らが素直に育ってほしいという親の願い、
人々の様々な願いをかなえて下さる道了様をここに改めてお祀りしました。
(道了尊縁起より)
センサー式
近づくと水が出ます
野良猫が
まだ 子猫
道了尊様のお力で 何とか幸せに育ってほしい
光栄寺さんで頂きました
直書きです