法人税や法人住民税などの計算を一通り終えて、残っていたステップ3の課題にめどをつけることができた。

一方で、家で解いてきた課題を朝五島さんに見てもらってから、交際費の損金不算入のミスを修正するのにあまりにも長い時間を費やした挙句、自分でミスを修正する事ができなかった。以前から五島さんに言われていた、「細かさが必要な場面で雑になる一方で、細かさがあまり必要でない場面で複雑に考えすぎてしまう」悪癖をまたしても露呈することになってしまった。

 

今日は法人税の計算以外にやることが無かったので、上記の悪癖について時間をとって考えてみようと思った。とりあえず原因をいくつか考えてみる。

  • 細かさが必要な場面と、細かさがあまり必要でない場面の違いがいまいち分かっていない
もう少し抽象化すれば、「何が特に大事で何がさほど大事ではないかが分かっていない」という事だと思う。そしてその結果、問題が起きた時に自分で改善を図ろうとしても、いつの間にか同じ行為を繰り返してしまっているのではないかと思う。例えば今日の交際費の話にしても、同じサイトを複数回開いては閉じ直していることがあった。
自分の人生の中であまり触れてこなかった税務の世界なだけに、大事な部分を毎回瞬時に把握することは難しいと思う。だがそうだとしても、自分が問題解決のためにやらなければいけないと考えていることは、たとえそれが重要であろうとなかろうと、無限にあるわけではなく、一つ一つつぶしきれる範囲の数であるはずである。しかし、現状の自分は、やらなければならないと思ったことが膨大になると、それらを整理することを面倒ぐさがって、とりあえず思いついた順番に手を付けようとしてしまっている傾向があると思う。その結果、上述した同じ行動を何度も繰り返してしまう無駄を犯して、いつの間にか頭が混乱して複雑に考えすぎてしまうのだと思う。
  • 「まだ今日は時間があるから問題ない」と無意識に感じている
1月までは学校の授業があり、週1の午前中にしか来ていなかった一方で、2月に入ってからは週2で夕方まで事務所にいる生活がつづいているからこそ、なおさらそれを感じてしまっているのだと思う。もし1日に勤務でできる作業量を1月のころと同じくらいの量で体が覚えているとするならば、変な余裕をもって何でもかんでも細かくやろうとしてしまうのも十分に考えられる。
  • 上記の悪癖は最近身に着けたというより、そもそも昔からもっていた悪癖だった
ふと振り返ってみると、中高の部活の自主トレや受験勉強中、趣味にふけっているときも、どちらかといえば質より量という感じで、漫然と長い時間をそれらに費やしていたような気もする。勿論それが悪い事ばかりではなく、自分が長時間細かく活動に取り組むことでうまくいったり、周りの人の役に立てたりしたこともあったが、今後自分が金を稼ぐために仕事をするという視点に立ったときに、必ずしもそれが最適解とはいえないだろう。
 
具体的なアクションに繋がる改善点を考えた時に、以下の3つが思い浮かんだ。
  • 他の人に質問する
勿論質問しすぎたら他の人の迷惑になるだけがが、自分の性格的にも遠慮しすぎてしまうくらいなので、もう少し積極的に聞いても他の人の迷惑にはならないのではと勝手に思っている。周りは自分よりも実力ある人ばかりなのだから、少なくとも自分で解決するのに長時間かけるくらいだったら、周りの人に聞いた方がタイパは良いと思う。そうすれば、長時間同じ作業をする結果頭が混乱することは減るだろう。
  • (タイムスケジュールには無かったが、新たに発生した)自分のやるべきことを書きだす
サイトで調べるにしろ入力を見直すにしろ、自分がその行為をやる目的を明確にして、行動が終わるごとに「〇〇が分かった」と振り返るようにすれば、同じ行動を繰り返すようなことはまずなくなる。少々時間がかかって回りくどい感じもするが、初めのうちはいっその事書き出してしまった方が悪癖の解消には良いと思う。
  • 自分がやるべきことに目標タイムを作る
自分がこれからやる作業に目標タイムを作って、緊張感のようなものをもって取り組むことができれば、無駄なことをする時間が無くなり、変に細かくなることもなくなるだろう。目標タイムに間に合わせることを目的にしてはならず、受験のときに「この大問は何分で解く」と決めたような感じで、効率よく最大限頭を働かせようとするのが目的であることを忘れないようにしたい。
 
少々雑な要約をすると、メリハリをつける訓練が現状では足りていなさすぎる、という事だと思う。自分の性格的な面も少なからずあると思うが、折角朝から事務所で働ける機会をいただいているので、普段はなかなかしようと思わないことこそむしろやるべきだと思った。