koukiです。今回も書籍の感想と日報を書きます。
▼前回の記事
【日報】「入社1年目の教科書」を読んで | 五島税理士事務所のインターンシップブログ (ameblo.jp)
本日の業務
8:00-9:00 現金出納帳の記入(完成)
9:00-12:00 「MBAクリティカルシンキング」(読了)
13:00-16:00 預金出納帳入力(完了)
「MBAクリティカルシンキング」を読んで
まえがき
「問題の本質を見つけ出す論理的思考力が重要。」
ビジネスの現場で本当に役に立つ思考が書いてある本とのことなので、税理士法人という現場で働いていくにあたって必要な思考法が書かれていると推測できました。
序章 クリティカル・シンキングの要素と考える基本姿勢
【重要なポイント】
「健全な批判精神を持った客観的な思考」+「 ビジネスパーソンが仕事を進めていくうえで役立つ」
本書籍における「クリティカルシンキング」は上記2つの意味を内包する。
クリティカル・シンキングの土台とでも言うべき3つの基本姿勢
❶ 目的は何かを常に意識する
❷ 自他に思考のクセがあることを前提に考える
❸ 問い続ける
第一部 思考をまとめ、メッセージをつくる
②その課題を階層分けして分析する(ピラミッドストラクチャー)
③「Why?True?」でさらに深掘りする
④演繹法(一般論から類推)と帰納法(多数の具体例から類推)
課題を見つけ→階層分けし→深掘りする
メッセージを伝える場面では、この順序で分かりやすく伝えていくべき。
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また、個人の事業において顧客満足度を高めすぎている(過度なサービス)をしている気がしたので、以下の文章もメモ程度に置いておきます。本旨からずれる話をして申し訳ありません。
「闇雲な顧客満足の追求は、往々にして許容できないコスト高を招く。」
第二部 状況を分析する
【前提】
状況を分析するとは「分析対象のどこにどのような特徴があり、なぜその特徴が生まれているのかを解き明かす」こと
【重要なポイント】
MECEに課題を分析すること
課題を中身に応じて適切に切り分けること
因果関係をはっきりさせること
仮説検証は適度に行うこと
なぜこの本を課題としたか
経営者と密接に関わる税理士という仕事では、コンサルティングのような業務も同時に行うことが多々あり、客観的視点からの論理的思考が必要です。
「MBAクリティカルシンキング」では論理的思考の具体的な方法論が書いてありました。実際に業務を行う中で、また、事務所・法人を経営していく中では多くの課題が出てくる可能性が高いです。ここに対して、的外れなアプローチをしていても解決はしません。そんな間違ったアプローチをする生産性の低い人材から脱却し、論理的にクリティカルシンキングをできる生産性の高い人材になってほしいと言うのが、この本を課題にした理由だと考えました。
本日の振り返り
読書と記帳の課題をバランス良く取り組めた。現状だと記帳も大きな困りごとなく進めています。他のインターン生への指導で「確認が大切」とよく聞こえてくるので、提出前にしっかり確認をして、一発合格を狙っていけたらと思います。