お盆って

いつからいつまでですか?と


尋ねられることが

よくあります


お経には

「7月15日」と

書いてありますので


この日に間違いありません



ただ

インド暦なのか


中国暦なのか?



日本では

江戸時代までは


日本全国津々浦々まで

7月15日が

お盆のその日


だったのですが


明治に改暦して

キリスト教暦(グレゴリオ暦)

に改変したことが


のちに

混乱の原因になるのです



一般に

13,14,15日は

これは

お盆休みのことです


今では

東京でお盆休みと言うと

笑われるようですが


社畜脳に冒されて

エコノミックアニマルと

呼ばれて以来


畜生道に堕ちた

日本のご先祖さまたち…


お盆休みとは

餓鬼どもを連れて


ネズミの夢の国や

USJに


遊びに行くのが

忙しくて


先祖供養のためのお休み

が無くなり


先祖供養のための

お布施のお金も

尽きてしまったのです




この辺りの市内では

かつては


14,15,16日の日程で

あったようです


15日をナカビとするのが

正解と思われます


14日には

迎え団子


15日には

お霊供膳をして


16日には

送り団子で夕方から

精霊流しをしたのです


お盆提灯は

早くは6月30日の暮れから

灯し


7月のお盆月は

ずっと提灯をするのです


ある地域では

お盆月の31日に

精霊流しをして有名ですが


提灯の火は

迎え火であり

送り火なのです


7月7日には

井戸掘りがあり


井戸掃除をして

地域の畦の草刈りや


墓地の草を刈り


お盆の先祖迎えの

準備をします


七日は以前にも

紹介したように

なのか盆をして

初盆、新盆を迎える

にいぼとけの供養をする日です


24日は地蔵盆


辻々のお地蔵さまの

お掃除をして

お供えをするのは

子どもたちの役目で

お菓子を貰って

楽しい1日を

過ごすのです


先の戦時中、戦後の

物資の無い時でも


法事やお葬式には

お坊さまに

必ずおみやげが付き


大きなまんじゅうの箱を

目当てにして

お寺さんに

子供たちが集まったのです


集会所やコミュニティセンターが

できる以前には


お寺で

12月25日に

子供会のクリスマス会があり


クリスマスとは

お寺の行事だったのです


大祓をして禊ぎした後

先祖まつりをし


七夕まつりとは

先祖まつりのこと

だったのです


花火を立ち上げて

お盆の供養をしたのです