「おせったい」です


四国霊場八十八ケ所

お遍路さんの

お接待文化を

勉強してから

お遍路を回りましょう


お接待をいただいたら

納め札を

お礼に渡すのです


もしも

お遍路さんから

納め札をいただいたなら


お守り札として

大切に

お仏壇などに

おまつりするか


家の柱や壁に

貼ったりして


ご加護を祈るのです




お接待をしても

知らない人が

半分以上いますが


「お遍路さん」の

布施行として


必ずつとめるべきことです



今でも時折り

お遍路さんを泊めてくれる

普通の民家がありますが


一宿一飯の恩義に

報いるには


必ずその家の

お仏壇で

お勤めをして


先祖の回向と

家内安全の家祈祷を

しなければならないのです



お遍路さんの

ユニフォームである


笠と笈摺と金剛杖は


お接待を受ける

目印なので


竹杖を用いたり

登山用の杖に変えて

宗教的意味を無くしては

ならないのです


また

橋の上では

杖は突いては

いけません


笠と笈摺は

大慈大悲の甲冑ですので


省略してはいけません


金剛鈴を鳴らして

遠くまでも


遍路に来たことを

知らせるのです