天国と地獄は

六道輪廻にあり


地獄と極楽は

対をなすものでは

ないのだそうです


真言宗では

そういったことは

あまり

勉強しないので


今の真言宗のお坊さんは

地獄や極楽のことを

まったく

知りません


「死の終わりに冥(くら)し」

とは


まったく

このことです


天国と地獄は

六つの輪廻の世界にあり


迷いの世界とされます


釈迦牟尼仏の仏国土とは

違う


異世界に


阿弥陀仏の仏国土が

あるとされる

のだそうです


六道の外にあるので

迷いに陥いることは

ないのだそうです


なるほど


引導作法を学んで


お葬式で


死者を極楽浄土や

兜率天へ


導き送ったと


思い込んでいる

観想の浅い

葬儀のプロたちも



地獄と極楽を

学ばなければ


「死の終わりに冥し」

なのです