普通、大杓・小杓といい

鋳物で出来ていて

少しずっしりしています


高野山奥の院の護摩堂では

別製の軽量型がありました

使い勝手が良かったので

同じ物を

取り寄せました


いわゆる打ち出し製で

鋳物の杓には

三昧耶形が彫られているものが

あまり見受けられませんが


きちんと金剛杵と

輪宝が彫られています


こういう口伝とか

こだわりが

大事です


この杓で油を汲んで

護摩の火に注ぐわけですが


油にも

牛乳やバター

ハチミツなどを混ぜて

諸仏、諸菩薩、諸世天への

最高のお供え物とするのです