大般若経の転読は

元来

顕立て法要であり

禅宗寺院などでも

よく行われます


真言では

密立て法要に

組み直して


護摩や釈迦法

あるいは

般若菩薩法を

導師が修して

開結の作法を

一座として

行うことが多いです


弘法大師さまは

般若心経秘鍵で


応化の釈迦は給孤独園で

菩薩天人のために

絵像壇法真言手印等を

お説きになりました

このことは

陀羅尼集経の

第三巻にあります


として

心経法は特に

これを典拠として

修されるのですが


般若経法や大般若経法

なんて言うのは

何故かありません


法涌、常啼菩薩や

般若守護十六善神が

道場を取り巻く

観念をするには


大般若経を読み

そして

思い返すしか

ありません


お正月には

大般若を修するお寺が

多くあります


当院でも

小規模ながら

大般若を拝みたいと思います