高野山には
今は中院流しか
無くなってしまいましたが

中院流も四方、六方、八方 
と言われる分派が
あったのです

引攝院流
心南院流
大楽院方
智荘厳院方

宝性院
總持院

東南院
龍光院

分派は流派における
展開ですが
玄海法印や
宥快法印のように
分派を統一することは
ある意味
流派の断絶を
意味します

宝性院院家相承は
浄厳和尚の頃に絶えたのか
壽門の中院本流に
おされたのか

広く研究されると
隆盛を極めますが

あまりにも秘されると
相伝も絶えてしまいます

ひっそりと今もどこかで
大師の教えが
伝わるのかもしれません