シーガル ウォルナット
『Seagull Walnut』
今回はシーガルです
コブクロの小渕さんが、ストリート時代に黒田さんの声量に負けないギターを探し、楽器屋を巡った中でシーガルの音量が1番だった事を自身のYouTubeにて語られていましたよ
シーガルは1980年代にカナダのケベック州に有る小さな村で誕生しました。
カナダは森林資源が豊富なので、資材に掛かるコストを抑えた上に良質なギターを造る事が出来たそうです
トップは単板ですね。
非常にわかりやすい杢目が見えます
本当に良く鳴ります。
私が思うに塗装がめっちゃ薄いからか⁈
ボディーを手のひらで撫でると杢目の凹凸を感じれるほどです
カスタムポリッシュフィニッシュと言うらしいです。持った感じも軽いですね。
バックは品名になっている通りの「Walnut」クルミです。
（バック・サイドは合板）
ウォルナット。綺麗です
サイドはこんな感じ
ロゼッタもお洒落
焼き印かなぁ。
バインディングは有りません。
トップとサイドの境目が丸出しタイプ
通称：キノコヘッド🍄
正確には
『テーパードヘッド』
と言うそうです。
弦をまっすぐに保ち、チューニングしやすく、維持しやすいとの事。
ナットには人工象牙「タスク」標準装備
サドルも「タスク」
そう言えば
「TUSQ」メーカーもカナダ
だもんなｧ
シーガルのカモメのマークが入ったペグも良い感じです
このネックとヘッドの繋ぎ方を
「リバースヘッド」
と言い、一枚板を45度でカットし、裏返して貼り合わせる技法との事
ソフトケースではなく、セミハードケースが付いていました。
ミドルクラス機種⁉️
日本では余り情報が無い機種ですが、トップ右上に目立つ杢目スジが有るので、B級品で安く仕入れた機種かな⁈
新品未使用でオークションサイト購入しました。
各弦の粒が揃って良く鳴ります。
裏の杢目を見ながら呑むお酒が最高です
安かろうが高かろうが大事にしていきたいギターですね