作業、、、。 | 自分の好きに選べばイイんだ、、、サーフボードも生き方も。

自分の好きに選べばイイんだ、、、サーフボードも生き方も。

「奥村作」シェープと09&ブラストサーフボードの情報発信。 今を思いっ切り生きられたらイイね! 海、波、サーフィン、遊んで仕事して、たまに人生、語ったりして。



最近は、



とてもノンビリ且つ、有意義に時間を使いながら



シェープしてる、、、かな?





例えばこれ、




 





ボトムロッカー作る時も、



6"ずつのロッカーをミリ単位で目視で計測しながら、




全体のカーブを綺麗につなげつつ




ボトム全体のロッカーを作る、、、。








写真の中のかすかに見える数字は、




あと何ミリ削る、、、の意味。










同じくデッキ、



つまりは厚み決め。











テール部分の厚みを、




あらかじめ計算し作り置いた、サーフボード設計図通りにの




数字を追いかけ作って行く作業。






 




かすかに見える数字は、




設定数値より数ミリ多いので削る、、、の数字。








カンナやサフォーム、



ブロックを使って削って行く。







 





ロッカーが決まる直前、




コンケーブやレールを決める直前までの仕上がりの図。














6" 間隔の数字なんて、




サーフボードその物全体を考えれば




例えボトムロッカー、厚み、コンケーブの深さ等を




測ったとしても、




仕上がりの前後を含めても、




たかだか100にも満たない数の点を測っているにすぎない。








100ってかなり多そうだが、




マシンソフトに於いて扱う莫大な数字に比べれば




測っていないも同然の数字だ。








だとしたら、僕がやっている事等、




アナログ感覚極まりない、




全く幼稚な作業の様にも思える。










でも、、、そうだとするならば、




今は全世界に普及した、コンピュータマシンソフトを使ってのシェープ作業が、




それを扱うシェーパーが、




はたしてサーフボード全体に潜む莫大な数字を全て把握して




マシンを使ってのシェープに臨んでいるのだろうか、、、。









これは少し前の話になってしまい、今の全てを判断するものではないと思うのだが、





僕が使った経験のあるマシンソフト及びシェープマシンでは、



ソフトに入れ込む数字はわずか10にも満たない数字だった。





エッ?



こんなに少ない数字だけで出来てしまうサーフボードって、




もし仮に、




偶然、違うシェーパーが同じ数字を同じソフトに入れ込んだら





当然同じ板が出て来てしまうのではないだろうか、、、




と、




ふと疑問に思うのは僕だけだろうか、、、?







と、いつも思っていた。






わずかな数字でも、便利にあっと言う間に



理想の物とはさほどかけ離れていない、



サーフボードの形に変換してくれるソフトとマシンは、






言うなれば、






実際は書けないけれど言葉は知っていて、




音を発すれば




例えそれがどういう文字で表現されているか分からなくても



即座に該当する漢字に変換してくれる変換アプリそのものだね。





変な例え(笑)?







僕はせめて、自分が何を作っているかぐらいは




知っておきたい。




理解するのは簡単じゃないだろうけど、



乗る人とサーフボードの性能、そして数字、




出来れば、波とそれを取り巻く環境を含めて




何とかつなげて考えられるようになったら、




それは凄い事!




時間かかりそう、、、。