昨日、南アフリカのパイパー、ドミニクと初めてお会いするとともに、色々話をしてみた。
久々にちゃんとパイプバンド系の話をしたのと同時に、今教えてる人たちにも伝えなきゃなぁ、と思うこと幾つかあり。
きょうはちょっとバグパイパー向けのつぶやきを少々。初級じゃないかもだけど。。
ハイランドパイプには装飾音符が色々と種類がありますが、その中でDスローが最も重要と考えてます。
なぜかというと、動き方の構成が応用できるパターンが多いから。
これをしっかりできることで、ハイランドパイプ・ミュージックの演奏は強化されていきます。
ただその分非常に難しい。
あ、応用が効くと言っても、ライトではなくヘビーバージョンが効いてきます。
構成音は以下の通りですが、最後のCとDを違う音に変えることでトールアとかになったりします。
最初の音:
*low-G
*D
*low-G
*C
*D
*の部分が一瞬だけでる音
ただし、楽譜の譜記上は全部同じ長さに便宜上なっていますが、厳密にはちと違う長さになっています。
基本的にはlow-Gをほんのちょっと長くしてバリバリっという音にするのです。
と、いうのは簡単ですが、結構難しくて、なかなか実践できない部分みたい。そして独学だとわからない部分。
そしてさらに難しいのは、パイプバンドとかで、ユニゾンをするときの音の合わせ方。
パイプバンドミュージックにおいては、ユニゾンで合わせることが基本ですが、いろんな細かいやり方が違うので、なかなか大変な部分。
でも、これが決まると、やってる方も聞いてる方も気持ちいいのです
そんなDスローですが、近年のCOPや NPCとかでは、ライトバージョンを教えているようです。
ちゃんとしたオフィシャルな話は聞けてないのですが、前に聞いた感じだと、パイプバンドで合わせるために簡素な方がいいからとのこと。
個人的にはヘビーの響きが好きなので、ちと寂しい。。
個人的には、ハイランドパイプはすぐには吹くのは難しいけど、きっちりできるとものすごく気持ちいいのでそれにハマる人が多いのかなーと思いまして、そのはまる要因の一つがDスローかな?と思ってます。
あれはほかの楽器にない特徴だな、と思うし。
しかし、教える側も難しい。。