こんにちは爆  笑

 

御三家パパの受験ノートです。

 

息子の中学受験に3年間伴走した父親です。

 

ケアレスミスの話の次は、

受験校の決め方の話を書きます。

 

「抑え」の欄で、手が止まる 

 

秋も深まると、受験校を決める話が具体的になってきます。

 

チャレンジ校、実力相応校、抑え校。

 

その「抑え」の欄を埋めようとして、手が止まる。

 

偏差値で選ぶと、子どもがあまり乗り気でない。

 

「受かっても、そこには行かないかも」

 

そんな学校を、受けるべきかどうか。

 

条件の表には、載っていない欄 

 

以前、学校見学のリストを「偏差値」と「通学時間」で作っていた、と書きました。

 

併願のパターンを、AIに出してもらったこともあります。

 

日程や通学時間の条件を渡せば、表はきれいに埋まります。

 

でも、その表には、

 

「受かったら、本当に通う?」

 

という欄がありません。

 

あのときも、併願は子どものことを知っている人にしか組めない、と書きました。

 

体験記を読んでいると、その欄がいちばん重かった家庭の記録に出会います。

 

 

12日間、待った家庭 

 

 

第一志望は不合格。

 

二次募集で、補欠合格をもらいました。

 

そこから繰り上げの連絡を、12日間待ったそうです。

 

その家庭は、この12日間を「生殺し」と書いていました。

 

そして、繰り上げ合格の知らせが来たとき、

本人は、それを辞退しました。

 

理由は、「友達と学校生活を楽しみたい」

 

先に合格していた、第二志望の学校に進むことを選んだんです。

 

辞退できたのは、行ける学校があったから 

 

この記録を読んで、ハッとしました。

 

繰り上げを辞退する、という判断は、

 

先に合格していた学校に、進む選択肢があって初めてできるんですよね。

 

もし先に受かっていた学校が、行きたくない学校だったら。

 

同じ12日間は、まったく別の重さになっていたと思います。

 

この家庭の記録には、塾の先生の言葉も残っていました。

 

「偏差値だけじゃない。」

「何か一つでも子どもの良いところを見つけて伸ばせばいい」

 

最後に選ばれたのは、偏差値の表には載らない、友達と過ごす学校生活でした。

 

「行かないけど、受けたい」 

 

一方で、行かないと決めた学校を、最後まで受けた子もいました。

 

5年生のときに自分から塾を変えたいと言い出して、

 

家から遠くなった塾に、楽しそうに通い続けた子です。

 

受験の1日目と2日目が不合格で、悔し涙を流したあと、

 

家族で「学校で何を一番楽しみにしているか」を話し合った。

 

偏差値ギリギリの学校では、部活を楽しめない。

 

そう結論を出して、第二志望に合格したあとも、

 

本人はこう言ったそうです。

 

「僕は最後まで第一志望校を受験したい。」

「合格したとしても行かないけど、でも受けたい」

 

同じ「行かない学校を受ける」でも、

 

親が「念のため」と数合わせで入れる学校とは、中身が違います。

 

本人が納得して受験を終えるための受験です。

 

行きたい学校は、難しい学校のことではない 

 

こう書くと、

 

「行きたい学校だけで組んだら、全部難しくなって危ないのでは」

 

と思われるかもしれません。

 

でも、行きたい学校と、難しい学校は、別の話です。

 

受ける学校のレベルに、あえて幅を持たせた子の記録もありました。

 

「受ける学校に幅を持たせるよう注意しました。」

「そのおかげでストレスの少ない受験ができたと思います」

 

説明会や体験授業に足を運んで、行きたい学校だけを選んだ子は、

 

本番の日、何度も行ったことのある学校だから落ち着けた、と書いていました。

 

抑えの役割は、安心をつくることだと思います。

 

行きたくない学校の合格は、安心になりにくい。

 

行ってもいい学校の合格なら、そのまま安心になる。

 

受験校を決める前に、1つだけ 

 

受験校の最後の1枠で迷っている場合は、

その学校ごとに、子どもと一緒にこう聞いてみてください。

  • この学校に受かったら、本当に通う?
  • この学校で、何がいちばん楽しみ?
  • 通わないなら、それでも受けたい?

「安全校」や「お守り校」という考え方をつくらず、

 

どこに行っても第一志望と思える学校だけで組んだ、という家庭もありました。

 

偏差値と通学時間でリストを作っていた私が、いま受験校の表を作り直すなら、

 

「抑え」の欄の横に、1列だけ足します。

  • 受かったら、通う?
  • 抑えは、落ちたときに行く学校ではなく、受かったら行ってもいい学校。

そう置き直すだけで、「抑え」の欄の埋め方は変わると思います。

 

(前回は、「ミスさえなければ」と何度も思う、という話について書きました。)

次回は何を書こうかな

 

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