自分の環境では抜群の冷却性能を見せてくれるKRAKEN G10
でも、それは騒音との引き換えで達成されている。
ハッキリ言ってBenchで使うには我慢出来るが、常用は出来ない程の
騒音。
素の状態では92mm角のファンでビデオカードのGPU Core以外を
冷やす仕様。
既に室温が20℃超える季節になったので、この状態では到底思った
ClockではBenchは完走しない。
本格的な水冷にしても、フルカバータイプの水枕ではCoreは伸びても
Memが伸びない物がある。
KRAKENだと更にMemは廻らない(耐性的な個体差はあるが、自分の
環境ではそうだった)
では、どうすれば冷やせるか?
終息してしまったが、5400rpm/150.1CFMのファンを2連装して
無理くり冷やす事にした。
ここまですれば、そりゃ冷えるだろうって感じ?
もし、このままの構成で実際にケースに組み込むとしたら大変な目に
逢いそうだなと(汗
G10に使う簡易水冷のラジエターをフロントに持って来るとしても、
内から外への排気が良さそう。
最近ではフロントに240 or 280mmのラジエターを搭載できるケースもそこそこ出ては来ている。
が、簡易水冷はホースの長さが決められてるので、実際に搭載出来るか?は現物合わせになりそうな気がする。
サイド側からも吸気させた方が良さそうなのは明らかなので、CPUの
冷却も考えると確実に負圧の状態での稼働になりそう。
(CPUにも簡易水冷を使い、外排気で使うなら)
まな板で使ってる分には自由度が高いので特には困らないが、いざケースに組み込むとなると、難易度は高そうだなぁ…と。
室温22℃でもMax 31℃でノイズもなく完走。
KRAKEN G10は使う簡易水冷で冷却性能が変わる部分が魅力かと。
それと引き換えに、ケースに搭載するには色々とクリアしなければ
ならない部分もある。
それもPC自作する上で楽しみの一つだと思えるなら、物凄く魅力的な
パーツだと感じる。



