辛い時期、その2

高校生になって、

脱毛はゆるゆると進みましたが

（生え際が怪しかったです）

ひた隠しに隠し、

なんとか過ごしていました。

ところが高校生2年生で

隠しきれない位に

なったので、思い切って

ウィッグに切り替えました。

初めてつけて行った日は

緊張しました。。

友達はびっくりしてましたが

何も言わないでいてくれました。

せっかくウィッグを

買ってもらったのに

バレバレのちびまるこヘアーで、

前向きになるどころか

余計に気持ちがふさぎこみました。

完全に自分で自分を

いじめていましたね。

もっとオープンに

自分の事を友達に打ち明けて

いたらラクだった

かもしれませんが、

当時の私にはそんな勇気がなくて

教室では目立たないように

地味に地味に気配を消して

過ごしていたので、

当然友達との関係も

うまくいきませんでした。

高校三年生になり、

クラス替えで

新しいクラスでも

大人しくしていたのですが

担任の先生が

うまくみんなと溶け込めるように

導いてくれて、少しラクに

なりました。

三年生は修学旅行もあり

お風呂も寝るときも

ウィッグをつけたままで

過ごしました。

（誰にもウィッグの事を

言ってなかったので。

バレバレだったかもですが）

なかなか気の張る旅行でした

ウィッグあるあるだと

思いますが、泊まりの

旅行って、常にズレとか

寝てるとき取れたりしないか？

とか心配して全然

リラックスできないので

辛いですよね。。

それから、無難に高校三年間を過ごし、

その後は専門学校へ進学しました。

つづく

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