自分からやりたくて飛び込んだ仕事なので、嫌になるということは少なく今まで仕事をしてきています。しかし、人手不足は身近でもよく聞かれる話であり、その原因は、介護・福祉業界で働く人、特に介護福祉士や介護士として生活援助に直接関わって働く人たちの評価が十分にされていないことが大きいと思います。
世間一般では、「人のお世話をするだけ」と簡単に思っている人が多いのではないかと思います。確かに体力仕事は多いですが、人と接する仕事ですので、空気を読む、小さいことに気づくなど、高いコミュニケーション能力が必要です。それが行えずに自分本意の仕事しかできない人が事故を起こしたり、職員同士での連携が取れずに人間関係に悩み病気になってしまう人や退職する人を何人も見てきました。 もっと業界全体が社会的に評価されていくには、働いている人たちのレベルを上げることが必要と思いますし、専門職として社会的に評価されるための教育も必要と思います。
今、ロボット技術が進化して、機械で頼れる部分は頼ろうとしている動きがありますが、1人1人で体形、症状や性格、癖など異なりますので、それを処理して実現できるように早くなってもらえることを願っています。介護現場イジメパワハラも問題になってますよね。