
図工科指導法のレポート書いてて、なんか「親しみのある作品」を例に挙げて指導の構想とか色々書けとのことでしたので、三世大谷鬼次の奴江戸兵衛を挙げて書いた。↑のやつです。
純粋にこの絵ってすごい存在感ですよね。一回見たら忘れないような。
存在感の出し方がすごく独特ってゆうか日本らしいってゆうか。
完全に素人目線なのですが。すごく好きですこの絵。
そこで、何か色々技法とか知ったりして面白かったから以下に記す。
歌舞伎が庶民の娯楽の王座を占めていた時代の人気役者の絵は、
現代の俳優のブロマイドのようなものである。
「三世大谷鬼次の奴江戸兵衛」は、
『恋女房染分手綱』の三幕目の四条河原において、
鷲塚八平次に加担して奴一平を襲い金子を奪う、
江戸兵衛の図である。
現存する台本では、江戸兵衛は盗賊たちの頭であり、
鷲塚八平次に頼まれて一平を襲う様子が見受けられる。
この作品の魅力は、何といっても奴江戸兵衛が大金を強奪しようと
襲いかかる瞬間を描いたものであり迫力の仕草と表情が見事に表されていることである。
そうなんですか。この浮世絵は知ってたけど、あんまり深くは考えたことなかったです。
「手」に関しては、手の平の部分が横に大きく引き延ばされて描かれることにより、
この絵の強力なアクセントとなる効果を生み出しており、
顔と手がいわば「呼応」している関係があるのである。
また、「爪」をよく注意して見ると不自然な方向に爪が向いていることも分かる。
実際はこのように指をいっぱいに広げると爪は同じ方向を向くが、
こうして描くことにより、手が大きく感じられるのである。
写楽(作者)は対象の部位を引き延ばしたり捻ったり加工したりしており、
一度形を把握した上で、敢えてそれを壊すという作業をしているといえる。
ほーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
浮世絵マジパネェっす