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今回のオールド単品コンポはテクニクスのCDプレーヤーSL-PS860です

1994年当時の中級機をヤフオクで買いました

当機種を選んだ理由は、私が高校生だった頃テクニクスのSL-PS700という定価39,800円の当時としては低価格な機種が大絶賛を浴びていたからでした
その評判の理由が、CDのデジタル信号をアナログに変換するDACという心臓部にMASHと名付けられた松下電器とNECの当時の最新技術が使われていだからでした
変換漏れのある16bitではなく、
1bitで変換するので理論上の劣化が0になるという理論でしたが、
その後により高音質な20bitや24bitと色々と出てきたので1bitが一番良かったのかはわかりません
しかし、音のイメージとしては1bitである方がクリアーでピュアな印象が強かったです

SL-PS700は当時の低価格機が中価格帯をも凌駕するベストバイ機となり、
デジタルという新しい概念は最新であればあるほど高音質でより良い物が安く手に入る、
現在の新しい概念に繋がる未来の幕開けを感じさせてくれるきっかけとなった初めての機種でした
デジタルはその後、携帯やモバイル、そして音質においてはハイレゾと、今となっては標準となっている事が次々と進化して新しい時代を作りました

そんな押し寄せてくる21世紀へのガジェットへの期待感がこの当時には熱く渦巻いているマルチメディアへの入口であった文明開化の様な時代でした

そんな時代に生まれたPS860はPS700より3世代ほど新しく、グレードも高い高音質な機種です

より振動対策が進化して未来的な素材を使っていたり、電源回路はバーチャルバッテリーオペレーションと充電池駆動の様になり、オーディオ出力には当時最高の素材MOSが採用されました
MASHもより上級なS-アドバンストMASHクラスA-DACと外人の名前かのように長い名称となっています

世間での音質の評価はPS700が蒸留水としたらPS860は絹ごしと言われていて、柔らかく春の訪れのような幸福感が満ちたりた音と今でも愛好者は多いようです

実際に私も触って感じるのはトレイの静粛な動きや佇まいが納得の高級感で、サンスイのα607と揃えても見劣りしない佇まいです

今なら2倍の値段くらいはしそうな物量感に溢れていて良い音が聴こえて来そうな期待感が高まります