風に立つライオン



東京で恋人と幸せな日々を送る青年医師がいた。
彼女は、彼との結婚を夢見ていた。
彼も、それを望まないわけではなかったが、心のどこかに、ひっかかりがあった。
それは、医師としての生き方についての葛藤だった。

『 このままで いいのか 』

彼は、日々、自問自答を繰り返し、そして、決断した。
アフリカの無医村へ、医師として行くことを決意したのだ。

そうして、彼は日本を離れた。
彼女を置いて。

それから2年、アフリカの地で、医師として、人として、
そして恋人よりも自分の夢を選んだ罪深き男として日々を過ごしていた彼に、
日本から1通の手紙が届いた。

その手紙は、彼女からの手紙で、『結婚します』という報告だった。
そう、彼女は、彼を待てずに、他の人に愛され、そして結婚することを決めたのだ。

この歌は、その手紙を読んだ彼が、彼女へ書いた最後の手紙なのです。


http://youtu.be/EG2qrOzoG-I