手術を了承した途端に周りのスタッフが一斉に私を裸にしようとする。

いや、まだここは野外なんですが!?

とか、私は思っていたりするのだが向こうは全く気にもとめていない。


心臓外科医の男が私に再び近づき説明する。


『こうして急ぐ理由は!?それは少しでも早い方が助かる率が高いからです!両親は?家の番号を教えて!つながるのかな?ふむふむ。おい、誰かかけて!』


スタッフの一人が私の薄手のセーターを切っていいか聞いてきた。

気に入っている色だったが、ダメと言うわけにもいかず切らせてあげる事にした。

私は野外で何一つ纏わぬ裸となった。


そして心臓外科医の号令で手術室へ急行した。