救急車が到着するまでにたくさんの看護スタッフやら関係者が集まってきていた。


これはどうやら祭りらしい。


普通は救急車から患者が引きずり出される様なのだが、
訪れた患者がいきなり絶対安静の心筋梗塞というのはさすがに面食らっていたようだった。


『せーの!あー、そっち!こっちから!?うわー!』

と、スタッフ達が声を張り上げながら、
私にはひっきりなしに動かないで下さいと声をかけてくれた。


石坂医師は心臓カルーテルをして貰えるから、それを受ければ助かると言って、

それでは頑張ってね、と声をかけた。

なんとか救急車に運ばれた私は、
手術の出来るもう一つの病院へと急行していった。