周りに持たれるモノも無く、

撮影の基本と言われる、

脇を閉め、リラックスした体勢でシャッターを切るという基本動作も、

寒さと頭の上のイルミネーション撮影といった環境で出来るわけも無く。


雑踏の中で手ブレと戦う私は、
液晶ファインダーの構図を整えながら、
画面内の振動を抑制する事に全神経を集中させていました。

そして、もうダメかと思ったその時、

ゴチっと音がしてカメラが私のおデコに当たりました。


おデコにカメラが乗ったまま、

私は無意識の内にシャッターを押していました。


すると手ブレは嘘のように収まり、

輪郭のクッキリとした画像が撮れていました。


デコ写の誕生でした