その後、結局HP5510を買ってしまった。

使い道は特に無かったが、安いからiPhoneとの連携を楽しんでみようという事にした。

部屋に戻ると早速セットアップする。

インクを入れてキャリブレーションを整えたら無線LANの設定を済ませる。複合機なのでコピー機能を使って調整できる事は驚きだった。

早速、iPhoneから適当にSafariのページを選んで印刷してみる。

プリントボタンを押すだけでHP5510はスタンバイから復帰して素早く印刷をこなした。

騒音がウルサイとのレビューもあったが、給紙時に多少うなる程度で、後は静かなものだった。しかも驚くくらいに早い。印刷品質も悪くはなかった。

こうなってくるといよいよ写真を印刷したくなってくる。

購入時に付いてきたアドバンス用紙があったので、適当なビルを印刷してみた。


photo:01





何の変哲もない近所のマンションだ。


夕方前の西日が、少し哀愁がある様な気がしてとりあえず選んでみたが、


その結果はあまり綺麗とは思えなかった。


元々、綺麗な被写体でもなく、むしろ薄汚れてはいるが、iPhoneの画面上で見るよりかは汚らしく線が濁ってみえた。


iPhoneで見る分にはバックライトに照らされている事と、縮小されている事、色合いが強調されている事が合わさって美しく見える。


しかし、光沢紙とはいえ、iPhoneで見る恩恵を一切得る事が出来なくなった被写体はその切り取ったモノの性能を露呈する。


iPhone4はコンデジ並みの性能なのは間違い無いが、その性能はコンデジその物でそれ以上では無いという事が証明される事となったのか?


それともこのHP5510というプリンターの写真の印刷能力はあまりにも非力で、iPhoneで撮影した印刷能力を発揮できていないという事なのか?


検証する為に、彼女と京都の雰囲気の良いアジア料理店で食事をした時の写真を再度印刷して見る事にした。

photo:02




結果的には、これも線が滲み、ボケた感じに見える、感動とは程遠い印刷結果となってしまった。


どこで何をしたのか説明するには充分なのかもしれないが、iPhoneで鑑賞する時の感慨の様な物が消えてしまった気がした。


そこで次は、ダウンロードした画像をiPhoneから印刷して見る事にした。


photo:03




すると、どうだろう。


今度はiPhoneで見る時より、美しい印刷が出来ていた。


どうやら運がいい事にこの格安なプリンターは想像以上に印刷が良かった様だ。

そう思って嬉しい気持ちと共に、彼女の以前から言っていた言葉を思い出した。




iPhoneはプリントすると画質が悪い。



いや、どうだろう。


この撮影した写真はもっと綺麗に印刷できるんじゃないのか?


思い巡らせながら、光沢紙を探したが、



試供の用紙は既に使い切ってしまっていた。




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