春に、桃色の花を咲かせる野草が数種類あるが、どれも綺麗で人気がある。
カタクリ(ユリ科・片栗:写真①)は、里山の土手などに群れて生えている。
4月頃に約10cmの茎を出して花を咲かせる。
雄しべは6本あり、雌しべの先は3裂する。
種子にはアリが好む物質があり、アリが種子を運んで、勢力を広げる。
片栗粉の材料として乱獲され、関東地方では、自然公園などでしか見られない。
ショウジョウバカマ(メランチウム科・猩々袴:写真②)は、雪の多い地方の土手等に生えている。
4月頃に約20cmの茎を出して花を咲かせる。
赤い花が猩々(架空の動物)のようで、葉の様子が袴の様なので、この名前が付いた。
イワカガミ(イワウメ科・岩鏡:写真③)は、高い山の土手等に生えている。
5月頃に約20cmの茎を出して、花を咲かせる。
葉に光沢があり、鏡の様なのでこの名前が付いた。
イワウチワ(イワウメ科・岩団扇:写真④)は、高い山の林の中に生えている。
4月頃に花を咲かせるが、非常に少なくて、限られた場所でしか見られない。
葉が団扇の形をしているので、この名前が付いた。



