ガンマナイフが無事に終わったあとは、最後の検査、膵臓生検です
肺がんで膵臓転移は珍しいのかな、なので、主治医も
「多分肺原発だと思いますが、膵臓原発だとまたややこしい事になるので…」
と、白黒させる為、検査です
消化器内科の先生の説明では、
胃カメラのようなものを胃にいれ、膵臓は胃の後ろにあるので胃に針を刺し通し通過させ膵臓まで針をいれ、膵臓にある腫瘍の一部を採取します
との事。。。
聞いてるだけじゃ実感わかないけど、これも慎重にやらなきゃいけない大変な検査だそうな…
なにせ内臓に針を刺すので。
断食は検査前日夜~検査翌日の朝まで、と結構長いです
私はちょうど1週間前から原因不明(多分精神的なもの)の下痢をしていたので、食べなくても平気でしたが、食欲のある時だと辛いカモ…
この検査は全身麻酔です
胃カメラの管より太いのを飲みます
同室の方達に見送られ、検査室へ。
まずは喉の麻酔です
私は胃カメラは鼻からだったので喉の麻酔は初めてですが、これも、まぁ…
まず、「トロッ」とした透明な液体(マズイ)を喉でガラガラします
案の定「ウェッ!」となります。
次に追加の麻酔、これはスプレー。
喉に2プッシユ×2回。
なぜかこれが、とてつもなくカライんです食べ物的な辛さ、ではなく薬品的なカラさ。
よだれがどんどん出て来て全く止まりません。
でも飲んじゃダメだそうなのでティッシュにオフするのですが、エンドレス。
看護師さんは、どこかで止めろ、と。
(無理言うなー)
仕方なくオフするのも飲むのも我慢してストレッチャーに横になると、数秒後に寝ていました
終わって意識が戻ったのはベットに戻される時。
喉の痛みが気管支鏡検査よりひどいです
終了後3時間程で消化器内科のドクターが来て、「迅速細胞診」ではやはり肺からの転移、との事でした。
これでやっと、抗がん剤治療が開始です。
結果が分かって一安心もつかの間、夜中の1時頃に…
突如みぞおち部に激痛が
少し前から痛みはありましたが、少々の痛みはつきもの、と思って気にしないでいたら、徐々にひどく
息も出来ない位になったのでナースコールを。
幸い、夜勤の看護師さんは私の大好きなHさんだったので、ちょっと嬉しい
至急宿直の消化器内科のドクターを呼び、ベットに寝たままポータブルのレントゲンで腹部を撮影。
膵臓の腫れだったら大変なのです
レントゲンに異常は無いので痛み止めを点滴に混ぜてくれました
この痛み止め、すごく強くて、すぐ体が熱くなり、ベットに寝ているのにクラクラぐるぐるひどい
胸もドキドキ
トイレに行くのも看護師さんに抱き抱えられながら、でした
痛みはすぐに収まったけど、もうこの痛み止めは嫌だなぁ
看護師さんに後で聞いたら、この痛み止めは点滴に混ぜるタイプ3つあるなかで、一番強いもの、だそうです。
もうこの痛み止めにはお世話になりたく無いものです