バレーボールの指導者がバレーボールを教えない?こんな試みがようやく形になってきました。小学生のスポーツクラブが Golden Ageの子供たちにしてあげなければいけないこと、それは試合の勝ち負けで一喜一憂することではありません、まず体力的、技術的に必要なものとして器用に体を動かせること、頭で考えた動きや目でみた動き、言葉で伝えられた動きが体で表現できる能力を身に付けることだと思っています。例えばサッカーのリフティング、あるいは EXILEのステップで軽やかにダンスが踊れたり、イチローのバッティングホームをそっくりに真似できたりといった自分の思う通りにまた人が見ても納得のいく身のこなしができるようになることが重要だと思っています。そのために必要な運動を第一に考えています、バレーボールの動きだけ出来て試合に勝つための身のこなしは必要ありません。もっといろんなことができる身のこなしだと思っています。そして、スポーツへの取り組み方として、先行行動、自己工夫、自己完結。これは、怒鳴る大人の前では絶対に行なわれないものです。窮屈な環境では生まれない行動だと思っています。わがままな行動でさえも認めて理解し新しい行動を引き出していくことが何よりも大切なことなのではないでしょうか。今、一緒にバレーボールをしている子供たち、バレーボールは上手くありませんがなんにでも挑戦し何でも自分達で行動できます。私に自分の考えをぶっつけてくれます、とてもしっかりとした建設的な意見です。高校生になる頃にはスポーツ少年団でバリバリにバレーボールをして来た選手を追い越しています。私は、彼たちが将来世界に通用するアスリートになることを信じています。そして優秀なリーダーになることを信じています。そんな彼たちにバレーボールの将来は託されていくべきだと思います。